1. トップ
  2. エンタメ
  3. ラケット破壊などの“非マナー”行動で炎上した韓国テニス選手(26)、パリ五輪直前大会で1回戦敗退

ラケット破壊などの“非マナー”行動で炎上した韓国テニス選手(26)、パリ五輪直前大会で1回戦敗退

  • 2024.7.17

過去にラケット破壊、握手拒否などの“非マナー”行動で物議を醸した韓国男子テニス選手クォン・スンウ(26、世界ランキング349位)が、ハンブルク・ヨーロピアン・オープンで初戦敗退を喫した。

クォン・スンウは7月15日(日本時間)、ドイツ・ハンブルクで行われた男子プロテニス(ATP)ツアーのハンブルク・ヨーロピアン・オープン1回戦でドイツのマクシミリアン・マターラー(29、同108位)と対戦し、1-2(4-6、7-6<6>、5-7)で敗れた。2時間49分という長丁場の戦いとなったが、勝利を収めることはできなかった。

2人は激しい勝負を繰り広げた。クォン・スンウは第1セットを奪われるも、第2セットをタイブレークの末に奪取し、勝負を振り出しに戻した。

第3セットでも、お互い一歩も一歩も譲ることはなかった。しかし、クォン・スンウはゲームスコア5-5で自身のサーブゲームをブレークされ、敗北の危機に追い込まれた挙句、勝負を覆すことができなかった。

クォン・スンウは今年のメジャー大会で、全豪オープンとウィンブルドン選手権では1回戦で敗退し、全仏オープンでは2回戦進出に成功した。

ハンブルク・ヨーロピアン・オープンはクレーコートの大会であり、クォン・スンウはパリ五輪に備えるために出場した。

クォン・スンウ
(写真提供=USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)クォン・スンウ

同大会を初戦敗退で終えたクォン・スンウは、いよいよパリ五輪に向かう。

世界ランキングは300位圏にとどまっているが、負傷によるプロテクトランキングが適用され、パリ五輪出場権を獲得した。五輪は世界ランキング上位56人が出場し、一つの国と地域につき最大4人が出場できる。

クォン・スンウは2021年東京五輪に続き、2大会連続で五輪に出場する。前回の東京五輪は男子シングルスで1回戦敗退に終わった。

また、昨年9月の杭州アジア大会では男子シングルス2回戦で格下の選手に敗れた後、怒りのままに自身のラケットを破壊。さらにはベンチを数回殴ったほか、相手選手が握手を求めたにもかかわらずこれを無視し、審判とも握手をせず、バッグを持ちコートを後にした。

そんな“非マナー”行動で大きく物議を醸したクォン・スンウは、名誉回復にも挑戦する。

何より、クォン・スンウは兵役義務のため今年下半期に入隊を控えている。そのため、今回のパリ五輪が非常に重要な一戦となることは間違いない。

元記事で読む
の記事をもっとみる