1. トップ
  2. レシピ
  3. 豆板醤が隠し味の"辛口トマト酢豚"

豆板醤が隠し味の"辛口トマト酢豚"

  • 2024.7.17

辛味のある豆板醤が入ることで、食欲増進!量は、好みで加減してください。下味をつけたヒレ肉は柔らかく、脂が少ないので、冷めてもおいしく、お弁当にもお薦めです。夏野菜の味と色を楽しむメニューを中華料理を得意とする料理家の今井亮さんに教えてもらいました。

豆板醤が隠し味の"辛口トマト酢豚"

■“辛口トマト酢豚”のつくり方

脂の少ない豚ヒレ肉、玉ねぎ、ミニトマトだけでつくる、シンプル酢豚。甘酢には豆板醤を加えて辛味とコクを出し、力強い味に仕上げます。
豚肉は下味に溶き卵をもみ込んで片栗粉をまぶして揚げると、とっても柔らか。ミニトマトは湯むきすると口当たりがよくてジューシー。


◇材料 (2人分)

豚ヒレ肉:250g(塊)
★ 豚肉の下味:
・ 塩:少々
・ 胡椒:少々
・ 溶き卵:1/2個分
ミニトマト:10個
玉ねぎ:1/4個
片栗粉:適量
揚げ油:適量
油:大さじ1
にんにく:1片分(みじん切り)
トマトケチャップ:大さじ2
豆板醤:小さじ1
★ 合わせ調味料:
・ 水:1/2カップ
・ 砂糖:大さじ2
・ 酢:大さじ2
・ 醤油:大さじ1
・ 胡麻油:小さじ1
★ 水溶き片栗粉:
・ 片栗粉:大さじ1
・ 水:大さじ1


(1)豚肉をカットする
豚肉は余分な脂があれば取り除き、切り目を入れて白い筋をそぎ取り、厚さ1cmに切る。

豚肉をカットする
豚肉をカットする

(2)下味をつける
ボウルに入れ、塩、胡椒、溶き卵を加えて手でもみ込み、下味をつける。

下味をつける
下味をつける

(3)トマトの皮をむく
トマトはヘタを取り、ヘタの部分に少し切り目を入れ、熱湯でさっとゆでて冷水にとって皮をむく。玉ねぎは一口大の乱切りにする。合わせ調味料の材料は混ぜておく。

トマトの皮をむく
トマトの皮をむく

(4)豚肉を揚げる
②の豚肉に片栗粉をまんべんなくまぶし、170℃に熱した油で3分ほど、カラリと揚げる。続いて玉ねぎを入れ、さっと揚げて油をきる。

豚肉を揚げる
豚肉を揚げる

(5)タレをつくる
フライパンに油を中火で熱し、にんにく、トマトケチャップ、豆板醤を入れて焼きつけるようにして炒め、合わせ調味料を加える。

タレをつくる
タレをつくる

(6)水溶き片栗粉を加える
煮立ったら、トマトを加えてさっと炒め、水溶き片栗粉を回し入れてとろみをつけ、ひと煮立ちさせる。

水溶き片栗粉を加える
水溶き片栗粉を加える

(7)仕上げ
揚げた豚肉と玉ねぎを加え、手早く和える。

仕上げ
仕上げ
完成
完成

――教える人

「今井亮 料理家」

中国料理を得意とする料理家。京都市内の老舗中華料理店で修業を積み、東京へ。フードコーディネーター学校を卒業後、料理家のアシスタントなどを経て独立。プロの技を効かせながら家庭でつくれる中華のレシピが好評。少人数制の料理教室「亮飯店」も人気。
Instagram @ryo.imai1931


この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。

文:松原京子 写真:木村拓

元記事で読む
の記事をもっとみる