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どこにも売っていない「カンタンすごろく」完成! ゴール後に予想外な結末が待っていた!?【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.7】

  • 2024.7.17

紙とペンだけでOK! 「カンタンすごろく」の作り方

すごろくの作り方は簡単!

ちなみにわが家では1人6マス分×5人で30のマス目のお題ができました!

マス目を貼り付けてすごろくのかたちにするのを子どもたちが手伝ってくれ、長男が画用紙を切って全員分のコマも作ってくれました。サイコロは家にあるものを使うことにします。

そして出来上がったのがこのすごろく。じゃじゃーーーん!

スタートとゴールの適当感がすごいですが、ブルー系の画用紙で作ったのでなんとなく色合いが良いすごろくができました。書いた人ごとに画用紙の色を変えたので、だれがどのコマを書いたのかすぐわかる親切設計です。

…今改めてこの写真を見て、「連載で見せるんだったらもっと綺麗に作るべきだったな…」と反省しています。まぁでもつくりは適当でも楽しければ大丈夫!!笑 画用紙も付箋を使えば、画用紙を切ったり貼ったりせずに済むのでもっと簡単にできそうです。

何より、これを見て「こんな完成度でいいんだ」とやってみるハードルが低くなれば本望です。

波乱のすごろく大会がスタート!?

さて、あっという間にすごろくが完成したので早速やってみると…、たった30コマのすごろくなのですぐ終わるだろうと思っていたのですが、いやはやなかなかの大波乱。

スタート付近に娘が作った「はじめにもどる」「すたあとじてんにもどる」が配置されているせいでスタートに戻る人が続出しました。全然前に進めない…。

また、やっかいだったのが次男と夫が作った「名前を呼ぶ」マスです。

すごろくの完成写真では名前の部分を消していますが、そのマスに止まった人が、そこに書かれている人の名前を呼び強制的にコマを交換するというシステム。家族全員分の名前を呼ぶマスがあるので、各自のコマがすごい勢いで移動されていきます。

なにこれ斬新…そして楽しい…!!!

なんとも平和なマスも…

「次男くんの好きなところをいう」マスに止まった娘は、「ここ…」と次男の肩を指差し、「肩が小さくて可愛い」とのこと。ニッチなところをついてくる!!

私は「お母さんの好きなところをいう」と書かれたマスに止まったので、自画自賛タイムスタートです。

「いやーもう本当、家事も育児も仕事も頑張っててやさしくて素晴らしいお母さんで、もう最高だよね!」と張り切って言うと、家族に冷めた目で見られたりもしました笑

ゴールしたけど…大どんでん返しが!

そして遂に夫が1着でゴール!! しかし、喜んでいるのも束の間、ここでもあの「名前を呼ぶ」マスが勝負を引っ掻き回すこととなりました。

夫のゴール直後に長男が「お父さんの名前を呼ぶ」マスに止まり、夫と息子のコマが交換となり1着は長男に。私も2番目にゴールしたのですが、後から娘が「お母さんの名前を呼ぶ」マスに止まったせいで強制交換…。2着は娘となりました。

その後、夫がもう一度ゴールしたかと思うと今度は次男が「お父さんの名前を呼ぶ」マスに止まり、次男が3着に。私が4着となり、まさかの1番早くゴールしたはずの夫がビリとなりました。

最後まで目が離せない楽しい時間となり、とってもよかったです。終わった後に感想を聞いてみると…

長男:「楽しかった!体を動かすお題のマスが特に楽しかった」

娘:「ゴールしてもまた戻るからちょっと難しかった。でも名前を呼ばれたらいかないといけないじゃん?それが楽しかった」

次男:「じぇんぶたのしかった!」

そして惜しくもビリとなった夫にも感想を聞いてました。

夫:「ゴールしたのに2回も戻されて大変だった…。書いたマス目を貼らないで置くだけにして毎回シャッフルしたらその度に違うすごろくを楽しめそう! あとはスタートとゴールの場所だけ入れ替えるとか。そういうのができると手作りならではの感じがする」

確かに、子どもたちがバラバラにしないように今回はマス目を固定しましたが、厚手のカードや付箋、剥がせるシールなどをマス目にしたら何度も順番を変えて遊ぶことができそうです。すごく良いアイデア!!

ただ、マス目に書かれた内容はわが家のオリジナルなので、どこにも売っていないすごろくが作れるのが醍醐味でもあるように思います。

簡単に作れて家族で盛り上がる雨の日や夏休みの思い出にもぴったり!

この手作りすごろく、簡単ですごく楽しめてとても良い!! 自作であれば自由にマス目の数も変えられるので、短めのすごろくでも長めのすごろくでも、その時の気分や状況に合わせてカスタマイズできるのが良さそうだなと思いました。

また、マス目のお題もオリジナリティーがあって楽しかったです。

今年から長女が小学校に入り、自分で字を書けるようになっていたのもよかったなと思います。何度か間違えながらも一生懸命自分でお題を書いていて、成長を感じました。

字が書けない次男は夫と一緒にお題を考えましたが、先入観のない2歳児の発想のおかげでオリジナリティ溢れるお題が出来上がり面白かったです。

子どもたちは出来上がったすごろくをとても気に入ったようで「明日もやる!!」「友達とも作ってみたい!」と意気込んでいました。

お金も全然かからないし、お家で簡単に盛り上がれる活動としてとてもおすすめです! ぜひ皆さんもやってみてください〜!

文・イラスト むぴー

(むぴー)

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