＜義父母よ、なぜ！？＞息子と2人で動物園に行くはずが【義父母が待ち伏せ】→ すると、息子が！？

孫を溺愛したくなるのは、祖父母からすれば自然な感情なのでしょう。「孫は目に入れても痛くない」ということわざがあるくらいですから。でも孫を可愛がるあまり、干渉し過ぎてしまうと、トラブルになることも。今回は、そんな経験をした筆者の知人から聞いた話を紹介します。

孫を独占したい

私達夫婦の5歳になる息子は、近所に住む夫の両親にとって初孫です。

かわいがってくれるのはありがたいのですが、おもちゃを山のように買ったり、お菓子をお腹いっぱい食べさせたりとちょっと迷惑なことも。

中でも私が困惑したのは、幼稚園がお休みの日は朝早くから義父母が息子を連れ出し、私は息子と夜しか一緒に過ごせないことでした。

日曜日は夫が仕事なので、私は家でひとりぼっち。

たまには息子と2人で過ごす時間が欲しい、そう思った私は「今度のお休みはママとお出かけしようね」と2人で動物園に行く計画を立てました。

久しぶりの私とのお出かけに、息子は大喜びしてくれました。

義父母には今度の休みに出かける予定があるとだけ伝え、どこに行くかは言わなかったのですが……。

お出かけの当日、動物園に着いてビックリ！

なんと義父母が息子の名前を呼びながら、手を振り立っているではありませんか。

私は「なぜここにいるんだろう？」と頭の中が真っ白に。

そんな私を尻目に息子の手を取り動物園の中に入っていこうとする義父母に息子が「今日は僕とママの2人の日だからじゃましないで！」とピシャリ。

さすがに義父母はしょんぼりと帰っていきました。

なぜ義父母が待ち伏せしていたのか不思議だったのですが、実はこっそり息子に行き先を聞き出していたのでした。

私に甘えたい盛りの息子も、義父母による毎週の連れ出しがちょっとストレスだったようです。

夫にこのことを話したら「やりすぎだ」と、義父母はお灸をすえられていました。

以来、義父母からの連れ出しが減りホッとしています。

孫かわいさから良かれと思ってすることも、度が過ぎれば過干渉となりストレスです。

孫を可愛がってくれるのはありがたいのですが、お互いの良い距離感を保って生活したいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：K.Sakura