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「働く女性の悩みに寄り添う一冊を教えて!」ar編集部員が【仕事で悩んだ時ヒントをくれた本】8選

  • 2024.7.17

仕事の悩みにヒントをくれるかも!

ベストセラーになったビジネス書や自己啓発系が苦手な人でも手に取りやすい小説など、ar編集部員が仕事で悩んだ時に為になった本をご紹介。

新しい職場で悩んでいる人や転職やキャリアアップに迷っている人、自己アピールで苦しむ就活生など、キャリアについてモヤモヤを抱えるar読者は参考にしてみて!

ar編集部員に聞いた!仕事にまつわるおすすめの書籍8選

01.難しいことはいいから就活生&新人はこれを読んで実践すべし!

ar編集長・足立のおすすめ 『メモの魔力』前田裕二/幻冬舎

ar編集長・足立のおすすめ
『メモの魔力』前田裕二/幻冬舎

「ビジネス書って同じようなことを手を替え品を替え言ってることが多いけど、この本は最初の1Pから最後の1Pまでめちゃくちゃ有益。無駄な章はひとつもないし、文章も読みやすい。メモが果たす役割がどんどん展開されていって最終的に『将来自分がどんな人生を歩みたいか』まで役立つほど為になる。若い時は難しい本はいいから、これに書いてあることを素直にやったらいい!『 仕事ができる人の頭の中ってこうなんだ!』って感じの内容なので、めちゃくちゃ仕事に活かせます。アイデアを出す時、自分がこれまで心の中に溜めた“メモ”が役に立つし、全体を俯瞰で見る癖がつくので『今会議でなんの話してるんだっけ?』ってことがなくなった。ライフステージが変わるタイミングで何回でも読み返せる本なので、新人&就活生、生き方に迷ってる全てのar読者におすすめしたい!」

こんな時に読んでほしい!

「就活の自己分析ってすごく悩むけど、この著書にある巻末の1000の質問は自分の大切にしているものや能力を改めて知ることができるとても良い質問だと感じます。正直、私も大学生の頃に出会いたかった…!」

02.初対面の人と話すのが苦手でコミュニケーション力を上げたい人に!

ar編集部員・常盤のおすすめ 『聞く力 心をひらく35のヒント』阿川佐和子/文春新書

ar編集部員・常盤のおすすめ
『聞く力 心をひらく35のヒント』阿川佐和子/文春新書

「前部署はインタビューがメインではじめましての人に話を聞く機会も多く、どうすれば初対面の人や関係の浅い人が気持ちよく話せる空気感を作ることができるんだろう、と考えていたときに出合った本。阿川さんが体験したことや、実際の取材での出来事など、具体例が多いのでスッと入ってくるところが大好き♡ まるで身近な先輩が『私こんなことで失敗してね、こうしたら相手が喜んでくれたの』と話をしてくれているような親近感があるのに、書いてあることは本当に勉強になることばかり。今は阿川さんの言葉である“質問の柱は3本”を胸に、相手の話す言葉を拾い、話題を広げてその人のいろんな側面を見つける楽しさを知ることができました」

こんな時に読んでほしい!

「コミュニケーションスキルをあげたい時! コミュニケーションは少しの差で印象が変わるし、全ては思いやりだとわかる内容なので、誰かと対話することや電話でのコミュニケーションが苦手な人にもおすすめ」

03.どんなふうに仕事と関わっていきたいのか?方向性や目標を見失った時におすすめ!

ar編集部員・荒木のおすすめ 『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点』 小暮太一/講談社+アルファ文庫

ar編集部員・荒木のおすすめ
『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点』
小暮太一/講談社+アルファ文庫

「自己啓発本やビジネス書は少し体育会系なイメージがあり、仕事に対して意識が高い人が読むものだと思っていましたが、この本はとても現実思考。『ものすごく努力すれば成功できる!』と未来に漠然とした夢を与えるような内容ではなく、企業の仕組みを教えてくれて、そのうえでの働き方、努力の方法や方向性を考えさせてくれます。20代前半は前のめりで全力投球だったけど、この本を読んで企業の仕組みを理解し、自分の時間や労力に限りがあることを知り、稼げるお金の上限を感じ、それらを受け止めたうえで、自分はどんなふうに仕事と関わって、どんな働く女性になりたいのかを改めて考えることができました。新入社員から数年経ち、仕事にもある程度慣れてきて次の目標を見失っている方にぜひおすすめしたい一冊です。リアルな社会の仕組みを知ることで、堅実的なやる気が得られるはず」

こんな時に読んでほしい!

「今までがむしゃらに頑張って何かを達成し、新しい目標がほしい人に。また、企業の仕組みが細かく説明されているので、インフルエンサーやフリーランスなど、会社務めの経験がない人にも。全体図を知ることで視野が広がり、問題解決のヒントがもらえるかも」

04.新しいことを始めたいけど、周りを気にして勇気が出ない人へ

ar編集部員・常盤のおすすめ 『アルケミスト』パウロ・コエーリョ/角川文庫

ar編集部員・常盤のおすすめ
『アルケミスト』パウロ・コエーリョ/角川文庫

「人は慣れ親しんだ生活に安心感を抱き、本当の自分の心や実現したいことに蓋をしてしまうもの。夢を叶えることや、自分の心に正直であることの難しさや、自分の心の弱さに気づかせてくれて、そしてそれを乗り越えるためのヒントを教えてくれます。この本を読んで自分がやりたいことや望んでいることを隠さなくなりました。『なんとなくみんなこうだから、こっちが正解かも』と思うのではなく『私はこう思う!』と自分の意見を無視しないことは当時の私にとっては勇気がいることで。でも作中の“おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれる”という言葉を目にして『じゃあ私が無視したらダメじゃん!』と勇気をもらったことを覚えています。人生のどのフェーズにいても、誰しも刺さる言葉があると思います」

こんな時に読んでほしい!
「『挑戦することを恐れない』『人の目を気にしない』というスタンスでいられるようになったので、新しいことを始める時におすすめ。それを周りが快く思っていないかもと弱気になる時や視野が狭くなってしまう時でも、勇気をもらえるし、より大きく物事を考えられるはず」

05.仕事をしながらも勉強がしたい!

ar編集部員・村野のおすすめ 『声優、東大に行く 仕事をしながら独学で合格した2年間の勉強術』 佐々木望/KADOKAWA

ar編集部員・村野のおすすめ
『声優、東大に行く 仕事をしながら独学で合格した2年間の勉強術』
佐々木望/KADOKAWA

「人気声優の佐々木望さんが40代で東大受験を決心し、仕事をしながら独学で東大入試を一発合格し成績優秀者として卒業するという…、まるでアニメのようにドラマチックな内容。勉強に対する考え方や学習方法などが詳しく書いてありますが、仕事に繋がる部分もとっても多いです。一見仕事に関係ないようなことでも、何かを知っている状態と知らない状態では自分の中で確実に何かが違うというのは、改めて一生学び続けることの大切さや面白さを感じました。編集者として一番沁みた言葉は“未来の自分を信じない”。『未来の自分が今の自分よりスーパーできるなんてなんで思えるの?』という問いかけは、今日は早く寝ちゃって、この原稿は明日早起きして書こう!なんて思っている自分にグサグサ刺さりました。ar編集部でも共有しなければ(笑)」

こんな時に読んでほしい!

「仕事で思うようにいかない時、基本に立ち返る勇気や世界を広げるために学ぶ機会を持とうと思える一冊。仕事にマンネリしてる人もハッとするはず」

06.今後のキャリアに漠然と不安がある人は息抜きに使って!

ar編集部員・平間のおすすめ 『この世にたやすい仕事はない』津村記久子/新潮文庫

ar編集部員・平間のおすすめ
『この世にたやすい仕事はない』津村記久子/新潮文庫

「30代中盤の主人公は長年勤めていた会社を辞め、ハローワークで『こんな仕事あるの!?』と思うほど特殊な仕事を紹介してもらい転々とするお話。30歳で気づいたら中堅になり、大きな壁にぶち当たったわけでもないけど、『このままこの仕事をしていていいのだろうか?』と漠然とした不安を感じることがあって。でもこの本を読んで『今の仕事も悪くはねぇな』と思えたし、『手に職がない自分に転職の需要なんてない』と思い込んでいたけど、やろうと思えばどんな仕事だってあるんだなと、職種に対する視野も広がりました。自己啓発本のような意識高い本を読むと心が疲れちゃったり、空振りしたりすることもあるけれど、この本は『とりあえず今の仕事を頑張ってみるか!』と感じさせてくれます」


 こんな時に読んでほしい!

「堅苦しい小説というよりはライトに読める本なので、漠然とした将来への不安を感じている人の心を軽くしてくれるかも。仕事に対する溜まった不安や心配のガス抜きに使ってみてください♡」

07.不安を抱えるアラサー世代へ・コンプレックスも前向きに捉える勇気がほしい!

ar編集部員・常盤のおすすめ 『わたしたちが27歳だったころ』with編集部/講談社

ar編集部員・常盤のおすすめ
『わたしたちが27歳だったころ』with編集部/講談社

「25人の女性たちの“27歳”が書かれているのですが、本当にひとりひとりの言葉が素敵。仕事で思いつめることが続き、自分だけがうまくいかず苦しんでいるような気がして不安や孤独感を感じていたのですが、この本を読むと『第一線で活躍している女性たちにもこんな葛藤があったのか』と勇気をもらえます。どんな状況でも何歳でも今がどん底でも、『不可能はない』と学んだし、先が見えない不安は誰しもあるなかで、今と真剣に向き合っている人は30代、40代、50代になっても、楽しい未来が待っているんだなって。人にはそれぞれ自分なりの幸せの価値観があり、人が無駄だと思うことにも自分にとって価値があれば、その心を信じてほしいというメッセージは仕事にも活きています。また、“自分に期待し続ければ、いつか予測できない面白い未来が見つかるはず”という言葉は、自分自身が楽しみ、自分に期待をすることが仕事の結果にもつながるんだということを教えてくれました。失敗や今ある不安、コンプレックスまでも前向きにとらえようと思える一冊です」

こんな時に読んでほしい!
「漠然とした不安に襲われたり、周りと比べてしまったりした時に。なんとなく20代後半って、みんな落ち着いてきて結婚してキャリアも安定してきて…私もそうしなきゃいけないのかな?と思ったり、すべてが上手くいっていてもなんか“不安”になっちゃう時があったり。そんな時におすすめの本です」

08.テンションが上がらない仕事にも、実はやり甲斐や楽しみがあるかも!?

ar編集部員・村野のおすすめ 『真夜中のディズニーで考えた働く幸せ』鎌田洋/河出書房新社

ar編集部員・村野のおすすめ
『真夜中のディズニーで考えた働く幸せ』鎌田洋/河出書房新社

「新婚旅行でアメリカのディズニーランドに魅せられ、東京ディズニーランドができると知って仕事をやめて採用試験にアタックするも何度も落ち続け…。やっと5回目で入社できたものの配属先は掃除係! がっかりしたものの、改めて清掃について勉強したり、素晴らしい人との出会いで仕事が楽しくなってくる! …著者の圧倒的ポジティブさもまぶしく、とにかく全ての章が「人生」と「仕事」について考えさせられます。何回ダメでも諦めない姿勢、『準備』する努力。あと、本当にやりたいことに出会ったら、当時の仕事を即辞めちゃう潔さも好きです(笑)。そしてとにかくディズニーに行きたくなります」

こんな時に読んでほしい!

自分に課された仕事が理想と違ってる時もある。そんな時に文句を言うのは簡単だけど、工夫したら楽しみがあるかもしれないし、実は意外とやりたいことに繋がってるかも!? 「14歳の世渡り術」シリーズは読みやすくてハッとさせられることが多いので働く女子にもオススメです。


今回ご紹介した8冊の中に気になる本はありましたか? 今の仕事を続けるかモヤモヤしている人、転職に迷っている人、資格を取りたい人…etc.今の悩みにフィットしそうな一冊が見つかれば幸いです♡

Text:Ikeno Momo

 
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