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とろりとした舌ざわりの"あんずジャム"

  • 2024.7.16

あんずはペクチンが豊富なので、あんずとグラニュー糖だけでとろりと仕上がります。香りがフレッシュなフルーツジャムのつくり方を料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

とろりとした舌ざわりの"あんずジャム"

■“あんずジャム”のつくり方

華やいだ色、バラのような香りはジャムにするといちだんと際立つ。
十分に熟していて濃い橙色になったもの、表皮に傷のないものを選ぶのがポイントだ。


◇材料 (つくりやすい分量)

あんず:正味1kg
グラニュー糖:600〜700g


(1)下ごしらえ
あんずは皮のまま洗って水気を拭き、へたを取る。縦に溝がある部分に包丁で縦に切り込みを入れ、ねじるようにしてはがして種を取り除き、幅1cmに切る。

(2)グラニュー糖を加える
鍋にあんず、グラニュー糖を入れて全体を混ぜ、4〜8時間おく。

(3)煮詰める
底からよく混ぜてから中火にかけ、煮立ってきたら火をやや弱めてアクを取る。10分ほど煮て、さらに底から混ぜながら5〜10分煮詰める。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。


この記事は『技あり!dancyu パン』に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:鈴木泰介

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