台風の警報で学校からお迎え要請「うちの子も連れ帰るのが当たり前！」自分勝手すぎるママ友にうんざり。

今回は、小学校での警報発令時に私のママ友が巻き込まれたトラブルをご紹介します。自分の都合のいいようにしか考えられない人とは、無理して付き合わなくてもいいと思います…。

仲良しのママ友

私には小学校１年生の娘がいます。近所に住むAママの娘は、うちの娘と同級生。母子同士で仲良くしていました。

Aママは人見知りというか控えめな方で、あまりママ友も多くないようでした。世話焼き気質の私はそんなAママが心配になり、遊びに行くときには誘ったり、何かと声をかけたりするようにしていました。Aママは車も持っていないので、急用で頼まれた時などには車を出してあげることも。遠い親戚みたいだね、なんて話していたのです。

台風で急遽下校することに

ある日、台風が近づいていたので朝から大雨が降っていました。登校前に警報が出ていれば休校になるのですが、朝は警報が出ていなかったので娘は登校しました。しかし、昼前に注意報が警報に変わり、急遽お迎えに来るように小学校から連絡が入ったのです。

私は普段パートに出ていますが、その日はちょうど休みで在宅だったので、すぐに車で迎えに行きました。

夕方怒鳴り込んできたのは…

その日の夕方、ものすごい剣幕のAママが我が家に怒鳴り込んできました。どうしたのかと思ったら、びっくりするような内容で一方的にキレ始めたのです。

「なんでうちの子も連れて帰ってくれないのよ！ 近所なんだから一緒に連れて帰るのが当たり前なんじゃないの⁉」

驚いた私は「えええ？ いや、そんなこと言われても…。お迎えは名前もチェックされるし、防犯上自分の子どもしか連れて帰る事できないよ」と答えます。
するとAママは…「そんなの近所なんだし、上手く言ってくれればいいじゃない！ てっきり連れて帰ってくれてると思ったのに学校から連絡きて迎えに来いとか言われて…。あの雨の中歩いて帰ったのよ⁉車が無いってわかってるのにあんまりだわ！」

その後

あまりに自分勝手なAママの言い分に眩暈がしました。そもそも他人の子を連れて帰れない決まりはみんな知っているはずで、お迎え連絡は保護者一斉メールで届いているのに。

この件でAママに対して拒否反応が出てしまうようになり、距離を置くようにしました。私があまりにも親切に接しすぎたのかもしれないと反省もしました。ママ友といっても、ある程度の距離感を持ってお付き合いしたほうがよかったんだろうなと思っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Kato Rira