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【実録】ホームステイと受け入れをして良かったと感じること、気を付けたいこと

  • 2024.7.16

学生時代に体験したホームステイ。

海外に行き全く知らない家族と出会い、家族になり生活を共にする、、

わたしは3カ国でホームステイを体験しました。

これをきっかけに2019年コロナ前から始めた我が家での留学生受け入れ。

私達もホストファミリーデビューを果たし、国の違う10名ほどの人々が我が家にホームステイにきました。

海外留学に興味のある方にはとても良いシステムだと思います。

留学生を招き、自宅で一緒に生活。活きた語学も学び合えて良い体験ができる。

この点はプラスしかありません。しかしもちろん時にはマイナス点も..

我が子として見れば見るほど

友人関係や深夜帰宅に悩まされたり、とにかく出費が増えため息がでたり、、

かと思いきや【辞めれない!】と思うほどの幸せの沼にハマったりもします。

今日は、約5年間留学生受け入れをしている私たちファミリーの実録、実際私がホームステイをしておきた事件簿をお届けします!

留学先ではたくさんの友人に恵まれました!

ホームステイを始めたきっかけは、、

私は小さい頃から海外への憧れが強くありました。

1番大きく私に影響を与えたのは当時NHKで放送されていた海外ドラマ【フルハウス】です。

アメリカにはなんて可愛いお家があって、みんなオシャレで面白くて美味しそうなご飯が並んでるんだろう..!!!!!!

そこから私の海外への憧れは強くなりました。

戦争経験者であり、多くの友人を亡くしている祖父は私の海外好きをよく思ってはいませんでしたが

母も海外が好きで、大きくなったら留学しなさい!と言い続けてくれました。

海外の家族イコール【フルハウス】だった事もありホームステイにはかなり憧れがありました。

理想と現実!?私が体験してみて思った事。

初めてのホームステイは大学1年生。

初日から憧れを少しずつ崩される事となりました(笑)

何名かの学生と同じタイミングで現地に到着、ホストファミリーが迎えにきます。

『今からコアラを見に行こう!』

『どこに行きたい?!』

こんな会話が飛び交う中

私のホストファミリーの手には鍵が..

『仕事を抜けられないから家にいてくれる?』

なんと初日から鍵っ子に!笑

これには同行していた先生もびっくり。

皆んなが楽しそうに出かける中、私は1人バスでその日からの自宅を目指す事になりました。

しかし!!!!働いている事は当たり前の世の中。鍵っ子も珍しい話ではありません。

ここで何をするかで留学中の経験値が変わります。

家に家族がいるのが珍しいくらいの家だったため、なるべく近くを散歩して近所に仲間をつくりました。

マクドナルドの店員さん、スーパーのセキュリティ、洋服屋さん、、

ここでの出会いが私の語学力を変えてくれて

コミュニケーション能力皆無の18歳がオーストラリアを楽しむきっかけを作ってくれました。。

夜になればママが帰宅しご飯を作ってくれます。

ここで今日誰と出会ったかを話すのがとても楽しかったです!

私のホームステイ体験は初回から想像とははるかに違いましたが、家族の大切さを知る良い機会になりました。

ママとは今も仲が良く、当時忙しすぎた仕事をリタイアし、日本に遊びに来てくたり

私がオーストラリアに行きママの家に宿泊をしたりしています!

孫が生まれた時にも会いに行きました!

鍵っ子なりに良い関係が築く事ができたんだと思います。

ホームステイ先のお部屋は私の憧れが詰まってました!
近所で仲良くなったお馬さん!元気かな、、

もちろんトラブルも...飛行機代請求!!?

鍵っ子なんてまだ可愛いものです。

受け入れを始めた今、『我が家も鍵っ子だよ!』と言う話も聞きます。

しかし、、

2軒目に行ったホームステイ先で、今でもたまにモヤっとする出来事がありました。

大学2年生になり、行きたかった国で10日ほどのホームステイを体験。

お手伝いさんを含む6人家族。

今度は同い年の男の子と10個下の可愛い弟がいました。

ここのママは専業主婦、常におうちにいて私をサポートしてくれました。

日中私はボランティア学生として仕事がありましたが、

夕方帰ればお手伝いさんが全て掃除洗濯を済ませてくれてママと子供達と夕飯。

話も尽きなくてママのことが大好きになりました。

憧れていた国でのホームステイ、、

パパもハンサムで優しく子供達とも仲良くなり10日間では足りないほど楽しい時間を過ごしました。

最終日は悲しくてホームステイではこんな気持ちも体験できるのか、、と思った矢先

『日本でバイトを頑張って半年後に長くステイするね』と空港に向かおうとすると

パパから呼び止められました。

『次来る時に絵の具を買ってきてくれる?』

画家のパパは絵の具が仕事道具。

日本の絵の具はクオリティが高いからと言われました。

その時は何とも思いませんでしたがこれがのちに大変なことにつながりました。。

弟が可愛すぎてメロメロに。今でも仲良しです!

絵の具から飛行機代に!!!

アルバイトを頑張って私はまた家族へ会いに行きました。

パパにお土産で絵の具を渡すと、、

『すごい良い絵の具だけど少ないからもっとほしい』

と言い始めました。

喜んではくれますが、あれもほしいこれもほしいが始まったのです。

そしてある日

『飛行機代が欲しい!!』

ホームステイ会社には言えませんでしたが、何かを買って!お金を頂戴!はあるあるだよと

宿泊をしていた方々から教えてもらいました。

もしこんな形で何かを請求される事があったらすぐにエージェントに相談しましょう。

現在の留学エージェントは昔と違い、簡単にラインやズームで相談したり現地のトラブルにもすぐに対応してくれます。

家族だから、、ではなくそこは『ゲスト』として一線を張らなきゃいけなかったと反省しています。

私の部屋
目を閉じればリビングの香りも思い出せます

ホームステイは波瀾万丈。だけど幸せ!

私のホームステイ体験は、こう考えると波瀾万丈だったかもしれません。

しかし1番最後のホームステイ先で当時17歳だったホストシスターに言われた言葉がいまだに忘れられません。

【もしお姉ちゃんが(私)今幸せじゃないなら、自分で行動して幸せになればいいんだよ、なんでも良いの、例えば友達をたくさん作ったらそれだけで幸せでしょ?】

当時の私にはかなりかなり響くものがありました。

友人もたくさんいる方だし当たり前に家族もいて何一つ不自由ない私は平穏ボケしていたのかもしれません。

17歳の女の子から与えられた言葉のプレゼントは、未だに心に残っています。

この家族との出会いをきっかけに、私もホームステイを開始することを決めました。

十人十色のホームステイ生活。

自宅を建てる際には、受け入れの体制を取れる部屋を作りました。

ありがたいことに主人も柔軟に受け入れてくれ、私のホームステイ受け入れ生活が始まりました。

友人から紹介された安心なエージェントに登録し自分の希望を伝えます。

あまり主人が家にはいないので女子学生であることを第一の条件にしました。

最初は何もかも初めてで悩むことが多かったですが、次第に慣れてきて現在では10名ほどの学生たちがホームステイをしてくれました。

その中でいくつかあったトラブルをお話しします。

和室を留学生用に作りました

日本語レベルはできない位がちょうどいい?!

我が家にホームステイをする学生は日本語がしゃべれる子もいましたが、全くできない子もいました。

周りから1番聞かれる質問の中に、全くできないと大変じゃない!?

がありますが、

いやいやいや!!!そんな事はないんです。

むしろ【喋れます!】と言う子のが大変な思いをする事もありました。

全く話せないと言ってくれれば、私も簡単な日本語や英語を交えて話すことができます。

しかし、【喋れます!】と申告があると、私もそのレベルに合わせて話してしまいます。

これはトラブルの原因にもなります。

自己申告の中で日本語には問題ないと言っても、やはり日本人の家に入ると会話をつかめなかったり、話し言葉が理解しにくかったりする事は必ずあります。

ただ相手のリアクションや

【喋れます!】

を信じて私も家族と会話をするように彼女と話していました。

毎回相槌を打ってくれるので理解していると思っていましたが実はわからないままうなずいていることもしばしば。

彼女と学校帰り駅で待ち合わせをしたのですが全く来ない。

朝家を出る時に何時何分にここで待ち合わせ、もし遅れるようなら連絡してと言ったのに連絡もなく

事故にあったんではないかとこちらも心配していました。

電話をしてみると家に帰っていて入れないとの事。

朝ここで待ち合わせをするって言ったよね?

と言うと、今日の事だがいつの事だかわからなかったとの返事。

少し喋れる自信がある子だとここが難しいところでもあります。

彼女も喋れるなりのプライドがあるので、なかなか引きません。

一方日本語初心者の子は、一生懸命メモをとり私に伝えてくれます。

これ以来どんなに喋れる子でも、このやり方をするようにしました。

受け入れあるある?お財布はない!

ホームステイ受け入れをしている家族で会うとあるあると言っていいほど話題になる外食の際のお財布問題。

ホームステイをする子のプランによって3食付2食付等ありますが

外食に対する考えは受け入れをしている家族によってまちまち。

当初私たちはすべて支払いをしていましたがこれがなかなか高額。

エージェントから貰う1日の謝礼は2500円ほど。

我が家にホームステイをしていた男の子の1番高額な外食費はこの4倍でした。

でもほとんどの学生は外食時にお財布は持っていません。

と言うか、持ってきません(笑)

一度友人ファミリーと食事をしたときに、友人ファミリーがお支払いをしてくれたので、お礼を言うように言うと

『食事のお金はエージェントに払っているでしょ?』と。

なるほど、、そういう考えかと思いました。

受け入れファミリーからよくある話だよと言われましたがここは家に来た際、すぐに話し合うべきポイントかもしれません。

気持ち良いほどよく食べます!!

子供達にとっては毎日がカーニバル

世界中にお兄ちゃん、お姉ちゃんがたくさんいる我が家の娘たち。

これはホームステイをしている最高のメリットだと思っています。

一緒に遊んでくれて勉強まで教えてくれて習い事にはないプライスレスな体験ではないでしょうか。

先日はホームステイをしていた学生に会いに次女と韓国へ行ってきました。

空港を楽しませてくれて、一緒に韓国料理を食べプリクラを撮り、、、

スムーズな旅のガイドとして楽しませてくれます。

私たちには最高のガイドが世界中にいるのが自慢です。

ホームステイを考えている方の参考になると嬉しいです。

*写真掲載許可済み

良きお姉ちゃん
幼稚園のイベントにも参加しました!

<あんふぁんメイト めぐ>

夫・長女9歳(小3)・次女5歳(幼稚園長) グローバルママのフリマアプリ&DIY術趣味はフリマアプリの売上で子供たちと海外旅行!!また、笑っちゃうほどプチプラな我が家のDIY術もご紹介します。

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