1. トップ
  2. グルメ
  3. 公園で出会った小学生たちに「ジュース奢ってあげるよ」よかれと思って提案したが →「本当にごめん」

公園で出会った小学生たちに「ジュース奢ってあげるよ」よかれと思って提案したが →「本当にごめん」

  • 2024.7.16

どんな時代でも、色んな年代の交流はあるもの。
しかし昔と違い核家族が増え、ご近所の交流は減ってしまいましたよね。
今回は筆者の知人A子さんから聞いた、まさかのやらかし体験談です。

画像: 公園で出会った小学生たちに「ジュース奢ってあげるよ」よかれと思って提案したが →「本当にごめん」

憧れた大人とはちょっと違うなぁ

A子さんの趣味は、近所をお散歩することでした。
静かな住宅地を散歩していても、あまり人に会うことはありません。
たまに小学生が通っても、目を合わせることもなく通り過ぎていく……。

そんな時、ふと自分が小学生の頃を思いだしたのです。
A子さんは誰にでもきちんと挨拶する子で、知らない人でも挨拶をして、そのままお喋りすることもありました。
「しっかりしてるね」なんて褒めてくれて、お菓子をくれる人も多かったのです。

あの頃はサラッとお菓子をくれる大人に憧れがあって、「いつかこんな大人になりたい!」なんて風に思っていたほどでした。

しかし、気が付くともうアラフィフ目前。
2人の子どもを育て上げましたが、憧れの大人とは少し違うなと、寂しく思っていたのでした。

今時の子ってこんなにしっかりしてるの!? 思わず大感動!

ある日散歩で少し遠出をして、見知らぬ公園で休憩していた時のことです。
すぐ横のベンチに小学生の女の子3人が座っていて、楽しそうにお喋りしていました。

そこでA子さんは、ふと昔のことを思いだしたので、話しかけてみたのです。
3人はキョトンとしながらも受け答えしてくれましたが、しっかり敬語を使って話す子ども達にA子さんは感動しました。

(こんなにしっかり敬語を使えるのね! 偉い子達だわ!)

とっさにお菓子をあげたかったのですが、散歩途中だったので何も持っていません。
幸運なことに目の前には自販機があったので、ジュースを奢ってあげると提案してみたのです。

それはまさに、自分が幼少期に憧れた大人の姿でした。
ところが……。

もしかして怖がらせてしまった? なんか本当にごめんなさい……

3人は目を合わせ、戸惑った顔をしていました。
そして、「知らない人にもらっちゃいけないから」と言い、そのまま公園の方に走って行ってしまったのです。

よくよく考えると、見知らぬおばさんが急に話しかけてきて、尚且つジュースを奢ってあげようだなんて変な話。
不審者だと怪しまれてもおかしくなかったのです。

あの頃とは時代が違うのかも? なんて思いつつ、怖がらせてしまったなら申し訳ないと、少し寂しく思ってしまった出来事でした。

まとめ

可愛い子ども達に何かをしてあげたかった気持ちは分かりますが、見知らぬ者同士だと少し難しいですよね。良かれと思ってしたことではありますが、食べ物や飲み物はアレルギーなどの問題もあります。コミュニケーションの一環だったのでしょうが、避けた方がいいかもしれませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K

元記事で読む
の記事をもっとみる