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日々感じる命の重み。彼氏の母に妊娠を報告すると…|娘の彼氏を認めない

  • 2024.7.16

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。妊娠検査薬を使い、彼氏・ユウキとの子どもを妊娠していることが発覚したサオリ。産み育てる選択肢はないものの、日を追うごとに増す命の重さに、答えを決めきれずにいました。そんななか、彼氏の母にも妊娠を報告することに。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第20話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

おなかに宿った命の重みに、産むか産まないか、答えを決めきれずにいるサオリ。そんなサオリの不安な気持ちに反し、ユウキの母は「おめでとう」と明るく祝うのでした。

確かに妊娠はおめでたいことですが、まだ生活力のない高校生同士の妊娠を、無条件に喜べない人も少なくないのではないでしょうか。ユウキの母の反応が、軽率に感じられてなりません。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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