大阪の「オフィス街ランチ」の新たな手札、ホテルの絶景ブッフェ

大阪・堂島エリアで、７月１７日に開業する高層ホテル「カンデオホテルズ大阪ザ・タワー」（大阪市北区）。１７階には大阪の市街地を一望できる絶景レストラン「ザ・シーズ スカイダイニング」が同日オープンし、こちらでは宿泊客でなくとも、朝食・ランチ・ディナーをすべてブッフェ式で楽しむことができる。

■ ビジネス街で楽しむ「大人なブッフェ」

「４つ星ホテル」というコンセプトを元に、全国展開する同ホテル。これまでは朝食のみの提供だったが、同社２８棟目となる今回からはランチ、ディナーを実施する。食事会場は同ホテルのフロント・ロビー階の約半分を占める約１６０席。開放的な店内からは、難波まで見通せる御堂筋、中之島・北浜エリアの歴史的建造物を一望できる。

そんな美景とともに、全時間帯にいただけるブッフェは、ビジネス街・堂島の立地に合わせ「毎日飽きない」「大人が楽しめる厳選素材」がテーマ。ホテル担当者は「ランチ・ディナーのご提供は初の試み。『ホテルレストラン＝敷居が高い』場ではなく、仕事帰りにも気軽に寄っていただければ」と話す。

■ 各時間帯の料理ラインアップは？！

モーニングは和･洋食の両方が楽しめ、１５種の野菜や旬の果物がそろうカラフルなサラダバーも。なかでも、極薄０.０１ミリに削るふわふわの鹿児島・枕崎産のカツオ節乗せ、季節のだしあんかけが２種そろう「出汁巻きたまご」は自慢の一品だという。大人料金は４１８０円。

ランチには、同店を代表するイタリアンが充実。ボリュームたっぷりの３種のピザをはじめ、ＢＬＴやハムチーズなどオーダー後に専用オーブンで焼き上げるパニーニ、円形の大きなホールチーズで仕上げるニョッキ、１０カ月熟成のイタリア産生ハムなど、昼吞みにもぴったりなラインアップに。大人料金は３３００円。

ディナーには、３種から好みの１種を選べる特別なメインディッシュも用意。「骨付きソーセージのスープカレー」「サロマ牛モモ肉のローストビーフ」など、いずれも食材の宝庫・北海道の食材を贅沢に使ったものばかり。食後には、１２種そろうジェラート、果物タルトのデザートも楽しみたい。大人料金は５５００円～。

場所は「カンデオホテルズ大阪ザ・タワー」１７階、７月１７日のディナー営業からオープンする。営業は朝食・朝７時～朝１０時、ランチ・昼１１時３０分～昼２時、ディナー・夕方６時～夜９時、いずれもＬＯは閉店３０分前。

取材・写真・文／塩屋薫

「ザ・シーズ スカイダイニング」

2024年7月17日（水）オープン
場所：大阪市北区堂島浜1-1-27 「カンデオホテルズ大阪ザ・タワー」17F
営業：7:00～10:00、11:30～14:00、18:00～21:00（LOは各閉店の30分前）