エココンシャスな花嫁が支持する、サステナブルなブライダルブランド6選

サステナブルなウエディングドレスを提案する、6つのキーブランド

ウエディングドレスを選ぶとき、考慮すべき項目はたくさんある。ボリューミーなデザインがいいのか、それともシンプルなスタイルがいいのか。ベアトップか、オフショルダーか。ヴェールはつけるか、つけないか。しかし、エココンシャスな花嫁であれば、その一着がサステナブルであるかどうかも重要な点となる。

もちろん、ヴィンテージやレンタルも選択肢に挙げられるが、イメージ通りのものが見つからない場合もあるだろう。幸いなことに、今ではより多くのブランドが環境に配慮したブライダルセレクションを展開しており、その波は広がり続けている。

以下では、サステナブルファッションのパイオニア的存在であるステラ マッカートニー（STELLA McCARTNEY）やガブリエラ ハースト（GABRIELA HEARST）、ヴィヴィアン・ウエストウッド（VIVIENNE WESTWOOD）をはじめ、インサイダーお墨付きのウェッド（WED）など、ブライダルシーンにおいてサステナビリティを推し進める6つのキーブランドを紹介しよう。

REFORMATION リフォーメーション

LAを拠点とするブランド、リフォーメーション（REFORMATION）が提案するのは、エフォートレスなカリフォルニアンスタイル。シンプルなベアトップドレスやホルターネックのミニドレスまで、洗練されたセレクションは必見。デッドストック生地のほか、リサイクル素材で作られた新しいシルクの代替素材など、責任を持って調達されたファブリックのみを用いている。

GABRIELA HEARST ガブリエラ ハースト

エコマインドなアプローチで知られる、ニューヨーク発のガブリエラ ハースト（GABRIELA HEARST）。ミニマリストの花嫁のハートを射止めるエレガントかつシンプルなドレスの数々には、オーガニック素材やデッドストック生地、リサイクル素材が使われている。

WED ウェッド

エイミー・トリンとエヴァン・フィリップスが2019年にロンドンで立ち上げたウェッド（WED）は、BLACKPINKジェニーがステージで着用したことで一気に知名度を上げ、たった数年にしてインサイダーたちのお墨付きブランドに。2023年末にはブランド初のブライダルコレクションを発表し、あわせてローンチしたドレスのアップサイクルサービスも大きな反響を呼んでいる。

STELLA McCARTNEY ステラ マッカートニー

メーガン・マークルのレセプションドレスを手がけたことを機に、ブライダルシーンに進出したステラ マッカートニー（STELLA McCARTNEY）。長きにわたりサステナビリティを重んじてきたデザイナーであるだけに、ブライダルセレクションもすべて環境への負荷が低い素材で仕立てられている。

VIVIENNE WESTWOOD ヴィヴィアン ウエストウッド

クラシックなコルセットドレスなら、ヴィヴィアン・ウエストウッド（VIVIENNE WESTWOOD）による一着に勝るものはない。オーダーメイドのドレスはすべて、シルク、リサイクルチュール、FSC認証を受けたビスコースを使ってイギリスで手作りされている。また、結婚式後も着続けられるよう、ドレスにアレンジを加えるビスポークサービスも提供している。

CAWLEY STUDIO コーリー スタジオ

ガーリィでロマンティックなデザインのラインナップで、ファッション界の花嫁たちの間で急速に人気を集めているコーリー スタジオ（CAWLEY STUDIO）。ドレスはすべて南ロンドンにあるアトリエで制作されており、100％シルクを使用。余剰素材でヘアリボンやそのほかの装飾を作るなど、ゼロウェイストのアプローチを心がけている。

Text: Emily Chan Adaptation: Motoko Fujita

From VOGUE.CO.UK