「ビバリーヒルズ高校白書」のシャナン・ドハーティ、がんのため53歳で死去

「ビバリーヒルズ高校・青春白書」でブレンダ役を演じたシャナン・ドハーティが7月13日（現地時間）、死去した。53歳だった。彼女の広報担当、レスリー・スローンが『ピープル』を通じて声明を発表。「俳優シャナン・ドハーティの訃報を謹んでお知らせいたします。7月13日土曜日、彼女は長年の闘病生活の末、がんとの闘いに敗れました」「献身的な娘であり、妹であり、叔母であり、友人であった彼女は、愛する人たちや愛犬ボウイに囲まれて息を引き取りました。遺族が安らかに悲しむことができるよう、今はプライバシーを尊重いただけますと幸いです」

1990年代を代表するドラマ“ビバヒル”をはじめ、「チャームド〜魔女3姉妹〜」の長女プルーデンス（プルー）・ハリウェル役で知られるドハーティは、2015年に初めて乳がんと診断された。化学療法と乳房切除術を受けて2017年に寛解したが、2019年にがんが再発し、ステージ4の転移性乳がんであることを公表。2023年6月には、がんが転移した後、腫瘍を取り除くために脳の手術を受けたことを明かしていた。

そんな闘病中も、彼女はがんの現状や検診の重要性を発信し、俳優活動も続けた。2019年には、脳卒中で亡くなったルーク・ペリーに敬意を表し、「リバーデイル」にゲスト出演。また、ジェイソン・プリーストリーやジェニー・ガース、ブライアン・オースティン・グリーン、イアン・ジーリング、ガブリエル・カーテリス、トリ・スペリングらオリジナルキャストが再集結した「ビバリーヒルズ再会白書」の全6話にも出演した。