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【超素人向け】月1万円の配当生活は現実的ですー銘柄選びや必要な投資額をFPが解説ー

  • 2024.7.15

配当金や株主優待券だけで生活している有名な元プロ棋士の方は、総資産が5億円を超えているとも言われています。

配当だけで生活するのは非現実的ですが、毎月1万円の配当は現実的です。

今回の記事では、実際のデータを用いつつ、必要な投資額について詳しく解説します。

そして、1万円でできるプチ贅沢も紹介します。毎月の1万円が人生を彩ってくれるかもしれません。

■月々1万円の配当を得るのに必要な投資額は?

月々1万円の配当を得るために必要な投資額を求めるためには、配当利回りが重要です。これは、一株当たりの年間配当金を、現在の株価で割って求めた数値です。

例えば、現在の株価が2,000円で、配当金が年20円だった場合、配当利回りは1%になります(税金を加味しない場合)。

●年12万円の配当を受けとるとすると

東証プライム上場銘柄のおよその平均配当利回りである2%と仮定すると、必要な投資額は12万円÷2%=600万円となります(※)。 (※税金は考慮しない)

●より効率的に進めるなら銘柄選びが重要

実際は東証プライム上場全銘柄の平均より高い配当利回りを出している銘柄はたくさんあります。より効率的に配当金を確保したいなら、配当利回りが高い銘柄を選ぶと良いでしょう。

たとえば、たばこや加工食品でおなじみの日本たばこ産業の2024年1月25日時点での予想配当利回りは単純計算で、4.93%となっています。仮に配当利回り5%とした場合、必要投資額は240万円です。

他にも配当利回りが高い銘柄は多数存在するので、日本経済新聞や証券会社のWEBサイトで確認してみましょう。

■月1万円の配当金生活が実現したら…何に使う?

月1万円を自由に使えるとしたら、何に使いますか?

何に使おうかな、と考えるだけでもわくわくしますよね。ここでは、1万円でもプチセレブ気分を味わえるような使い方を紹介していきます。

●高級ランチ

高級レストランのディナーはなかなか手が出ませんが、ランチであれば1万円で楽しめるお店もあります。

例えば、帝国ホテル「レ セゾン」のディナーコースは1人2万5,000円からですが、ランチコースであれば1万円から楽しめます。

敷居が高いイメージの高級店でも、ランチであれば1万円で堪能できるお店はたくさんあります。高級店でプチ贅沢をしてみてはいかかでしょうか?

●マッサージ

行ったことがない人も、一度行ってみると驚くほど体が楽になりますし、癖になるかもしれません。

毎月、1万円のマッサージコースを自分へのご褒美にするのもいいですね。

●おうちシアターを楽しむ

最近は部屋にテレビを置かず、プロジェクターを使う家が増えてきたように感じます。おうちで映画館さながらの大画面を楽しむことができるプロジェクターは、手頃なものであれば1万円ほどで購入可能です。

映画はもちろん、推しのライブ映像やスポーツ観戦を楽しんでもいいですね。

●高級文房具やマウスを購入

仕事で100円のボールペンや安いマウスを使っているという人は、1度ショーケースに入っているボールペンや高価なマウスを購入してみるのもおすすめです。仕事効率に直結しますし、日々のテンションが上がること間違いなしです。

9,900円のスワロフスキーのボールペンなどはいかがでしょうか。

文・井上喜奈子(ファイナンシャル・プランナー)
中央大学法学部卒業後、大手生命保険会社に入社。約7年、生命保険と損害保険のコンサルティング営業を行う。個人営業と法人営業を経験。出産後ライターとして活動している。コストコマニアで、日々節約に奮闘中。

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