話題沸騰中の『キャロ活』って知ってる？今、昔ながらのキャロットケーキが大人気！無印やスーパーでも販売中

近頃、ちょっとブームのキャロットケーキ、略して「キャロケ」。キャロケの食べ比べを楽しむ「キャロ活」という言葉まで誕生し、浸透しつつあるようです。キャロケはお洒落なカフェのものが人気ですが、コンビニなどチェーン店でも遭遇できるみたい。果たして、その実態はいかに？！ 現在販売中のキャロケ4種類をチェックしてみました！

そもそもキャロケって？コンビニやカルディなどでも買える？

キャロットケーキは英国や米国で数十年前から親しまれてきた家庭的なスイーツ。ニンジンやスパイスを生地に混ぜて焼く素朴なケーキで、「フロスティング」というチーズクリームをのせるのが定番です。

作り方がシンプルなケーキだけに、アレンジ自在。ニンジンの使い方、スパイスの種類、ほかの具材のチョイスなどに個性が出るので、食べ比べるのが楽しいのです。

しかも「ヘルシー素材スイーツ」という免罪符付き！ キャロ活に夢中になる人が多いのも納得です。

2023年にはセブンイレブンやナチュラルローソンでもキャロケが販売されましたが、すでに販売終了。カルディコーヒーファームでは季節限定で店頭に並ぶそうです（2024年7月現在は取り扱いなし）。

そこで、今買えるチェーン店のキャロケ4種類をゲットして食べ比べてみました。

無印良品のキャロットケーキは、常温でストックできる！

無印良品のキャロットケーキは1個250 円。焼き菓子のコーナーに並んでいて、常温で保存できます。賞味期限は製造日から60日と長いので、いくつかストックしておくにもいいですね！

きれいなニンジン色の生地！ ニンジンのペーストが練りこまれていて、プチッとした食感のニンジンチップも入っています。シナモンとジンジャーの香りはほんのりで、「あくまでもニンジンが主役」といった印象です。

250円というお値段ながら、こだわりが光ります！ 卵と牛乳不使用でオーツミルクを使ったり、アーモンドパウダーを配合したり。上面にはフロスティングではなくクルミがトッピングされ、カリッとした歯ごたえが楽しめます。

生地はややしっとりとした食感で、甘さ控えめ。癖がないので、子どもも食べやすい味ですよ♪ 生クリームやヨーグルト、フルーツを添えるなど、いろいろな楽しみ方ができそうです。

ディーン＆デルーカのキャロットケーキは2種類！人気店のケーキも

ディーン＆デルーカでは、冷蔵と常温の2種類のキャロットケーキを発見。どちらもテイクアウトOKです。賞味期限は当日中とのこと。

まず、冷蔵のキャロケから。こちらは東京・代官山にあるパイとケーキの店『松之助N.Y.』のもの。1個594円です。生地はずっしりとして超しっとり。口に入れるとホロリとほどけて溶けていきます。

甘さは控えめですが、ニンジンの風味、シナモンなどスパイスの香りがしっかり。生地に混ぜ込まれたクルミや、コクのあるチーズフロスティングが好アクセントになっています。ごちそう感がある一品！

もう1つのキャロットケーキは、ディーン＆デルーカオリジナル。ベーカリーコーナーに並んでいる常温品で1個460円
です。生地はふんわり、しっとり。さっぱりとしたクリームチーズのフロスティングがのっています。

にんじんやスパイスの風味や香りはマイルドで、癖がなく食べやすい味わい。生地には甘酸っぱいレーズン、カリッとしたピーカンナッツもさりげなく混ぜ込まれています。ボリュームがあるのに食べ飽きず、ペロリといけますよ～♪

ビオセボンのキャロットケーキは、有機人参のおいしさ

「オーガニックを日常に」をテーマに、東京・神奈川で25店舗を展開するオーガニック・スーパーマーケット『ビオセボン』。こちらでは有機人参のすりおろしを使ったキャロットケーキが手に入ります。冷蔵品で1個561円。

ぷっくり丸く盛られたフロスティングと、カラフルなニンジン飾りがかわいい♡ 小ぶりで上品な雰囲気です。

しっとりとした生地は、有機人参がたっぷり入っている様子。噛むたびに細かな野菜片からニンジンの風味が力強く広がります。シナモンの風味とさわやかなフロスティングとも相性抜群です。

キャロットケーキはお店によってこんなに違うのですね。ついつい好みの味を探したくなるので、2、3個食べると、かなりの確率で「キャロ活」に夢中になってしまうかも？！

「キャロ活、まだ始めてないよ～」という方は、まずは身近なお店のもので試してみてはいかがでしょうか？

写真・文／北浦芙三子