1. トップ
  2. レシピ
  3. 禁断のサンド…!?大人気マンガの山ごはんレシピを山頂で再現してみたら「体が求める」おいしさだった!【簡単山ごはん】

禁断のサンド…!?大人気マンガの山ごはんレシピを山頂で再現してみたら「体が求める」おいしさだった!【簡単山ごはん】

  • 2024.7.14

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。
山登り初心者でも楽しめる、お手軽✕絶景の山をご紹介します!

前回(リンク)は、マンガ「山と食欲と私(通称:山食)」の作者・信濃川日出雄さんの特別インタビュー記事をお届けしました。
「山食」の魅力は前回の記事でご紹介しましたが、この記事では、「山食」に出てくる山ごはんの「再現レシピ」をお伝えします!

前回の記事はこちら!
▼実はコレが私の山登りの原点…!マンガ「山と食欲と私」が大好きなものを教えてくれた【作者・信濃川日出雄さんに特別インタビュー!】前編

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

お米が消えるってホント?「おこメンチサンド」

Sitakke

くう…きつい…。3時間弱かけて、北海道千歳市にある「風不死岳」という山に登りました。
しっかり歩いて、しっかりお腹はペコペコ。さあ、山食の主人公、鮎美ちゃんになりきって、おいしく山ごはんをいただきますよ!

今回作ってみた再現レシピは、2品。ごはんとスイーツを用意しました。
まずは、最新巻である18巻の第193話に登場する「おこメンチサンド」

Sitakke
第18巻・第193話・21p「おこメンチサンド」(Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)

ごはんを揚げ物でサンド するという、まさに 「カロリー爆弾」
鮎美ちゃんの食リポは「お米がいない!」…一体どういうこと??本当にそんなことはありえるのでしょうか…?

おこメンチサンド

【材料】(2つ分)

Sitakke

・メンチカツ
・ごぼうサラダ
・レタス(1枚)
・ごはん(1膳)
・ソース

【作り方】

Sitakke

① メンチカツを横半分にカットし、上にレタスとごぼうサンドを乗せる。

②メンチカツと同じサイズのおにぎりを乗せて、メンチカツでサンドする。

③ 上にソースをかけ、ラップでぎゅっと包んだら完成~!

Sitakke

ころんとしていて、かわいい!食欲がそそられるビジュアルです。
山ごはんは作ったものを「ちゃんと山に運べるか」も大事なポイント。さあ、無事に山まで持っていけるでしょうか。

山で取り出す瞬間…ドキドキ…

ドキドキしながら、ザックから取り出します。

Sitakke

わーー!無事です!若干高さはなくなっていますが、きれいなまま。

Sitakke

いただきます。

Sitakke

これ!体が求めているカロリー!!血糖値が急上昇!
ジューシーなメンチカツと、ごはん。バテている体には少し重いかな?と思っていましたが、シャキシャキのレタスとゴボウが口内を爽やかにしてくれます。
ちなみに鮎美ちゃんは、こんな風に食リポしていました。

Sitakke
第18巻・第193話・22p「おこメンチサンド」(Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)

ですが、お米はしっかりいました(笑)。詰め込みすぎましたね。

でも、ラップでくるんで持ち歩いているうちになじんだので問題なし。

ポイント

・ソースはかければかけるほど、おいしい!
・大きな口でがぶりといきましょう!

Sitakke

夏山にぴったりのひんやりスイーツにも挑戦!

Sitakke
第6巻・第63話・52p「フルー酎ポンチ」(Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)

続いていただくのは、第6巻の63話に登場する「フルー酎ポンチ」。
これからの夏山にぴったりな、冷たいスイーツです。
冷え冷えのまま、山頂にもっていけるのか…?

フルー酎ポンチ

【材料】

Sitakke

・冷凍カットフルーツ
・酎ハイ(今回はノンアルコール)

【作り方】

① 自宅で冷凍したカットフルーツを、山に持っていきます。
②フルーツに酎ハイをかけたら、完成~!

Sitakke

5秒で出来上がりました。
イチゴとパインに、レモンサワーの組み合わせで、いただきます。

Sitakke

冷たくておいしい~!
凍らせたカットフルーツと、冷やした酎ハイ、保冷材をまとめて、保冷袋に入れて持って行きました。
自宅から出発して5時間くらい経っていましたが、まだ若干シャリシャリ感は残っていました。

ポイント

・下山が心配な方は、私のようにノンアルコールにしましょう。
・山食本編では、虫が多すぎて食べられなかったのですが…

Sitakke
第6巻・第63話・56P「フルー酎ポンチ」(Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)

現実でも、沢山寄ってきました(笑)
あまりにも多かったら、鮎美ちゃんのように無理せず保冷材としてお使いください。

山食レシピを再現して「言いたいことは山々ですが」

Sitakke
山と食欲と私のオリジナルてぬぐい

本家へのリスペクトと愛を込めて、レシピを再現してみました。
さすが鮎美ちゃん…。アイデア力がすごいです。

北海道は、美味しい食材の宝庫!
私も、鮎美ちゃんのように山ごはん探求を頑張りたいと思います!

今回再現レシピを作った風不死岳の登山レポと、実はもう1品作った山ごはんについては、連載の次回の記事でお伝えします。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は登山時(2024年5月)の情報に基づきます。

元記事で読む
の記事をもっとみる