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老舗茶舗の水出し煎茶やアイスコーヒーも! おみやげにしたい“京都の飲み物”6選

  • 2024.7.14

冷水でうまみを引き出す水出しのお茶や、水でも点てられる抹茶。アイスで味わうコーヒーやカフェオレと、冷たい飲み物も勢揃い。おみやげにしたい京都の銘品をご紹介。

【京の銘品】喉に涼をもたらす飲み物

サーカスコーヒーの水出しアイスコーヒー始めてみよう!セット

8時間待つだけで失敗知らずの水出しアイスコーヒーキット。
紫竹のスペシャルティコーヒーの専門店が、夏に提案するのは水出しコーヒー。挽いたコーヒー豆を水と一緒に容器に入れたら冷蔵庫で8時間。「コツは8時間置く前に、挽いたコーヒーと水をしっかり馴染ませること。それだけで誰でもおいしく作れます。タンニンやカフェインの抽出が少ないので、ごくごく飲めるアイスコーヒーに」と店主の渡邉良則さん。しっかり苦味のあるアイスブレンドなど水出しに合う3種類の豆それぞれ1回分と、水出しジャグがセットに。¥3,443。北区紫竹下緑町32 TEL:075・406・1920 10:00~18:00 日・月・祝日休

柳桜園茶舗の水出し煎茶・涼泉

香りとうまみに煎茶の魅力を再発見。水出し専用の茶葉で気軽に美味を。
明治8年創業の、茶道三千家御用達の抹茶を扱う老舗茶舗。缶や袋に鳥獣戯画が描かれたほうじ茶で知られるけれど、夏に注目したいのは煎茶。水出しの緑茶はうまみ成分がしっかり引き出されるものの、抽出に時間がかかることが難点と、煎茶を深く蒸すことで茶葉を柔らかく仕上げ水出しのための煎茶・涼泉を作りあげた。急須に茶葉を入れ、冷水を注いだら待つこと30分。うまみはもちろん、香り高さにも心奪われる一杯が簡単に作れる幸せを。100g¥1,296。中京区二条通御幸町西入丁字屋町690 TEL:075・231・3693 9:00~18:00 日曜休

京都珈琲焙煎所 旅の音の濃縮カフェオレベース無糖

エチオピアの華やかなコーヒーを、いつでもカフェオレで味わえる至福。
現地農園で買い付けるスペシャルティコーヒーを扱う焙煎所で手に入れたいのは、カフェオレのために焙煎した豆で作る濃縮カフェオレベース。エチオピアの完熟したコーヒーチェリーを使うことで華やかさが際立つコーヒーは、香りや味わいがぎゅっと凝縮されている。牛乳やオーツミルクで割ってカフェオレにするのはもちろん、氷を入れて濃厚なアイスコーヒーに、バニラアイスにかけてアフォガート風にも。香料や保存料不使用の安心感もいい。300ml ¥1,250。左京区田中東春菜町30‐3 THE SITE A TEL:070・9213・0916 12:00~18:00 無休

冬夏のsencha_tea bag selection

オーガニック茶葉の奥深い世界の、入門編として味わうティーバッグ。
御所東の数寄屋建築にあるティールーム『冬夏』。信頼する作り手からオーガニックの茶葉を買い付け、品種や製法、収穫年ごとに追熟させて味わいを増し、飲み頃を見計らって提供。ほかにないスタイルでお茶の深い世界を伝えてくれる。購入可能な茶葉のラインナップに今年から加わったのが、気軽に味わえるティーバッグ。京都・和束で育てられたやぶきた、おくみどり、めいりょくの3種の茶葉をブレンド。溌剌とした香りと、深みのある味わいに。3g×7パック¥2,100。上京区信富町298 TEL:075・254・7533 11:00~18:00(17:00LO) 火・水曜休

丸久小山園の水点ておうす 涼雲

おうすを身近に感じさせてくれる冷水OKのフリーズドライ抹茶。
元禄年間に宇治に茶園を開いた茶舗が、夏に提案するのは水でもきれいに泡立つ抹茶。そもそも抹茶はふるいにかけてダマを取り除くことで、上手に点てることができるもの。独自のフリーズドライ製法できめ細かな抹茶を作りあげることで、ふるいが不要なのはもちろん、冷水でも点てられるようになっている。シェイクならアウトドアでも気軽に楽しめるのが嬉しい。20g缶¥1,728。ほかに1回分のスティックなども。西洞院店/中京区西洞院通御池下ル西側 TEL:075・223・0909 9:30~18:00(茶房10:30~17:00LO) 水曜休(祝日の場合は営業)

一保堂茶舗の水出し玉露 甘露

玉露も夏は水出しでという提案。淹れ方レクチャーの心意気がさすが。
覆いを掛け手間暇かけて育てられる茶葉、玉露。60°Cほどの適温で淹れればうまみと甘みが楽しめ、熱湯でさっと淹れれば爽やかに、時間をかけた水出しならうまみが凝縮する贅沢な味わいになる。茶葉を売るだけでなく、淹れ方を伝えるのも大切な仕事という『一保堂茶舗』では、夏になれば玉露のパッケージも夏仕様に。パッケージに水出しの手順が記されて、はじめの一歩の背中を押してくれる。8月下旬まで。50g袋¥2,160。京都本店/中京区寺町通二条上ル常盤木町52 TEL:075・211・4018 10:00~17:00(喫茶室 嘉木~16:30LO) 第2水曜休

※『anan』2024年7月17日号より。写真・福森クニヒロ 文・大和まこ

(by anan編集部)

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