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「寿司はあかん!」頑なに反対する隣人に違和感|隣人と弁護士ざたになった話

  • 2024.7.14

住まいを決める際、どんなことに気をつけるでしょうか。築年数や設備の充実さ、利便性などさまざまなポイントがありますが、それらと同じくらい大事になるのがどんな隣人が住んでいるかということではないでしょうか。この漫画の主人公・佐藤さんは夢だった高級マンションを購入し充実した日々を送っていました。ある時、マンションの役員会で1階の店舗部分に寿司店が入りたいという話をされた住人たち。佐藤さんや別の住人は賛成しますが、隣人の灰田さんは「あかん!」と頑なに反対してきたのでした。寿司店に入ってほしくない理由とは…?人間まお(@ningenmao)さんによる『ヤバい隣人と弁護士ざたになった話』第4話をどうぞごらんください。

マンションの理事会で1階の店舗用物件に寿司店が入るのはどうかという話をされた住人たち。佐藤さんや他の住人は近くに寿司店がないことから賛成しますが、灰田さんは「あかんです!」と声を荒げると机を叩いて立ち上がります。突然人が変わったように血相を変えた灰田さんに住人たちは何も言えずにいました。

「寿司は生臭い匂いがする。鮨酢の匂いを嗅ぐとむせる。」と反対の理由を説明しますが、灰田さんがヒートアップしたことでさっきまでの和気あいあいとした雰囲気はすっかりなくなってしまったようです。店舗に一番近い部屋は灰田さんですから、臭いやゴミの問題など気になる気持ちも理解はできます。しかし、マンションは集合住宅ですから個人の意見だけを認めて押し通すというのはフェアではない気もしますよね。さらに、賛成している住人もいる前で声を荒げてしまうことに違和感を感じずにいられないですよね。一体どちらの意見がマンションの総意とされるのか気になりますね。

隣人トラブルの恐ろしさを実感させられる作品

どんなに住まいを吟味しても、隣人まで選ぶことはできないからこそ住まい選びは難しいですよね。この漫画の主人公である佐藤さんは隣人・灰田さんが起こすトラブルに度々巻き込まれ、ついには弁護士を通して解決を図るものの改善することはなく、結局は住まいよりも自分の安全を考えて引越しを決意します。

こんなにも話の通じない隣人がいるのか…と驚くとともに、もし自分が佐藤さんの立場ならばと考えると思わずゾッとしてしまう内容です。困った隣人がいた場合、真正面から戦うのではなく、自分の心身の安全を一番に考えることが大事。ささいなトラブルをきっかけに大きな事件へ発展するケースもあるため、くれぐれも注意が必要です。

正論が通じない、会話にならないと感じる相手に出会ってしまう可能性は誰にでもあります。そんな時は1人ではなく周囲の力を借りながら対応した上で、場合によっては「逃げる」という選択をすることも必要だと、改めて考えさせられる作品です。

著者:こびと

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