『ブラックペアン2』韓国人研修医役ミンジェ役のキム・ムジュンはどんな人なのか

二宮和也主演の日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』。数あるキャラクターの中で異彩を放つのが、韓国から来た研修医のパク・ミンジェだ。

母(チェ・ジウ扮)の病を治すためにオーストラリアに飛び、最高の心臓外科医・天城雪彦(二宮和也扮)を探したミンジェは、そこで偶然に世良（竹内涼真）に出会い親交を深め、東城大学医学部付属病院に研修医としてやってくる。

このパク・ミンジェを演じるのが韓国の俳優キム・ムジュンだ。

1998年5月24日生まれ、今年26歳になったキム・ムジュン。俳優としてデビューしたのは2020年。ウェブドラマで俳優としての道を歩みだした彼は、翌年の2021年、大ヒットドラマ『わかっていても』に出演。それほど目立った役ではなかった。

しかし2022年放送のドラマ『時速493キロの恋』では、バドミントンの実業団チームの一員であり、主演のチェ・ジョンヒョプの同僚であるユク・ジョンファン役で活躍した。

『わかっていても』、『時速493キロの恋』と2作品連続で共演したチェ・ジョンヒョプとはプライベートでも仲がよく、公式X（旧Twitter）ではカカオトークの可愛らしいやりとりも公開しながら、「実はとても親しいです」と説明している。

そんな彼が一気に有名になったのは2023年。韓国歴史ロマンス超大作超大型ラブストーリー『恋人～あの日聞いた花の咲く音～』でソヒョン世子役を演じ、一気に知名度をあげた。劇中、主演ナムグン・ミンとのシーンも多かった彼は、その甘いマスクでナムグン・ミンファンまで虜にした。

その活躍によって、2023年の「MBC演技大賞」では新人賞も受賞。着実に俳優としてのキャリアを積み上げている。

そして今年2024年、日本のドラマ『ブラックペアン シーズン2』で、研修医パク・ミンジェ役を任されたキム・ムジュン。撮影現場でも出演俳優と仲良くしている彼は、二宮和也から「可愛いベイビーちゃん」と言われるほど溺愛されているようだ。

183cmという高身長、母性愛をくすぐるようなベイビーフェイスのギャップを持つキム・ムジュン。ドラマ『Eye Love You』を通じて、爆発的な人気を得たチェ・ジョンヒョプのように、彼も“ジュン様”の称号を手に入れられるのか、期待が高まるばかりだ。

文＝佐々木夏美