「嫁は何もできないんだわ」里帰りで親戚中にグチる夫にイラッ！そんな中、救世主が現れて、、、！？

義実家への帰省って何度経験しても緊張しますよね。さらに、そこで夫に自分の悪口を言われたらショックすぎます。今回は、そんな辛い思いをした友人から聞いたエピソードです！

久しぶりの子連れ帰省

私は1歳の娘を育てる専業主婦です。去年のお盆休みに、義実家で親戚の集まりがあるというので、久しぶりに家族3人で帰省することになりました。

義実家に着くと、すぐに親戚の女性たちが駆け寄ってきました。「赤ちゃんかわいいわね～」「育児お疲れ様～」などと私に優しい言葉をかけてくれたので、とてもありがたかったです。

しかし、それを聞いて嫌そうにしていたのが夫でした。そして親戚の前で、こんな愚痴を言いふらし始めたのです。

「うちの嫁は何にもできないんだぜ。料理もレトルトばっかりで手抜きだし、俺が仕事から帰ってきてもゴミ屋敷状態。もうやってらんないわ」

夫は以前から私に不満タラタラでした。「一日中家にいるくせに、このざまはなんだ？」などと、帰宅するなり私を怒鳴りつけてくるのです。「今日は赤ちゃんが熱を出して大変だったの」と私が言っても、「そんなの関係ない」の一点張り。もちろん夫は家事も育児も全く手伝ってくれません。

夫から酷いことを言われても、私なりに一生懸命頑張ってきたのに、親戚の前で恥をかかせるようなことを言うなんて……私は悔しくて涙が止まりませんでした。

そんな私を見て、ニヤニヤする夫。さらに親戚の男性たちは「それはかわいそうにな～」と夫に同情し始めました。まさに四面楚歌の状態……誰も味方はいないと思ったその時です。

「あんたこそ何もできないじゃない！子育ては大変なんだよ！自分のことくらい自分でしろ！」

これまで話を黙って聞いていた義姉が夫にピシャリ！そして、周りの女性たちも「そうよそうよ！男なんていつも女に甘えてばっかりじゃない！」と私をかばってくれたのです。これには夫はもちろん男性たちも頭が上がらず、タジタジになってしまいました。

これ以降、友人は義姉さんから「大丈夫？何か手伝えることがあったら連絡してね」と頻繁に連絡がくるようになったそうです。旦那さんにモラハラ発言をされたら、すぐに義姉さんに伝えているそうですよ。

夫はもちろん親戚の男性たちも、これを機に家事や育児を手伝ってくれるようになるといいですね。子育ては意外と孤独なもの。とても心強い味方ができて良かったです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：花澤ひかる