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「私、パパと暮らす♪」不倫した夫との生活を選んだ娘→一体なぜ??家族が迎えた結末

  • 2024.7.14

私と夫、小5の娘……わが家はいたって平凡な家族。そんな普通の暮らしが幸せだと感じていました。しかし、出張に出かけるはずだった夫からの1本の電話をきっかけに、私たちの暮らしは一変します。電話に出ると「今から迎えに行くね♡」と夫。私は支社に1人で出張だと聞いていますが、一体誰を迎えにいくのでしょう。黙って聞いていると、夫は知らない女性の名前を呼び、「愛している♡」 とひと言。そこで私が口を開き、夫は間違い電話に気がつきました。

離婚することになったけれど…

夫は慌てて電話を切ったものの、予定通り2泊したのち帰宅。不倫相手と旅行にでも出かけたのでしょうか。夫のふてぶてしさには呆れてしまいます。

離婚して家から出ていくと言う夫。娘の親権は私に譲り、慰謝料も養育費もしっかり払うと淡々と話していました。

私が1番大切なのは娘なので、これは文句のない条件です。娘には不倫は伏せ、離婚することだけを伝えました。

すると娘は「じゃあ私、パパと暮らすね」 と衝撃発言! 娘が夫を選ぶなんて、思ってもみませんでした。夫も娘を引き取る気などさらさらなかったので、なんとも言えない、あてが外れたような顔……。

私は淋しい気持ちでいっぱいでしたが、年齢の割にしっかりしている娘を信頼し、夫に託す決意をしました。

父と娘の生活

娘と別々に暮らし始めてから、しばらくたちました。ときどき娘が連絡してくるのですが、話を聞いていたらおかしくなってしまいます。

娘は夫に、難易度の高い要求をし続けているのだそう。毎日のアイロンがけや、手の込んだヘアアレンジはもちろん、食事のメニューは栄養だ彩りだと、私でもできないようなリクエストをしているようです。

プライドが高い夫は、自分の評判を下げるようなことを娘に言いふらされたくない一心で、一生懸命やっているようでした。

しかし父親の仕事は家事だけでなく、習い事の送り迎えや歯医者などの定期健診の管理、学校の役員活動などもあります。おそらく彼女に会う時間もなかなか取れないのでしょう。最近はイライラした様子だと、娘が話していました。

ヨリを戻すつもり?

そうこうしているうちに、ある日突然、元夫と娘が私のもとを訪ねてきました。夫は「娘のためにもまた3人で暮らそう」と頭を下げます。これはヨリを戻そうということでしょうか?

私が返事に困っていると、娘が「ママ! 騙されないで!」と言いました。娘曰く、元夫は彼女に振られたよう。しかしすでに次の彼女候補はいて、同じことを繰り返さないよう、再び私に家事や育児を任せようとしているのだとか……。

そして娘は、元夫に仕返しをするために一緒に家を出たのだとカミングアウト!子どもとはいえ、娘ももう小学校高学年。父親の不貞になんとなく気づいていたのかもしれません。

元夫はこれまで娘とあまり向き合ってこなかったので、娘の成長についていけなかったのでしょう。娘に隠しているつもりでも、彼女とのやりとりはどれも筒抜け。何もかも娘はお見通しだったのです。

幸せな結末

娘は私の元へ戻ってきたいと言いました。もちろん私は大歓迎です。

夫への仕返しももう十分! 娘と離れて暮らしたことで、その大切さを再確認した私。現在は、娘がいる日々の幸せをかみ締めています。いつか独立するその日まで、1日1日を大切にしたいと思っています。

いつまでも幼いと思っていても、知らないうちに子どもは成長しています。気づかれていないと思っている悪いおこないも、案外子どもは知っているかもしれません。大人として恥ずかしくない行動を取りたいですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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