この夏食べたい静岡県「渥美農園」の絶品！こだわりレモンいっぱいのレモンケーキ【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち！】

この夏、爽やかに香る絶品レモンケーキを緑いっぱいの絶景とともに

静岡県浜松市にある「渥美農園」は昭和25年頃からみかんの栽培をはじめ、今は4代目が引き継いでいる柑橘農家です。浜名湖から風が吹き、日照量の多い恵まれた環境で15種類ほどの柑橘類を育てています。栄養分が豊富で健康な土づくりを目指し、除草剤を使用せず手作業で雑草を刈り取る草生栽培で手間ひまをかけ、自然に近い美味しい柑橘を育てているのだそう。

 

「渥美農園」は、傾斜のある耕作放棄地を開墾して作ったおかげで朝夕の寒暖差があり、濃厚でコクのある美味しい柑橘が実るとのこと。またミネラルやカルシウムがたっぷりな牡蠣殻散布等を行い、農薬は木の状態を見ながら必要な時に散布することで散布回数を1/2以下に減らす努力を行いながら、安心安全で自然なままの味を楽しめるよう自然に近い状態での栽培をしています。

 

農園の隣にはCitrus Laboというカフェがあり、こちらのレモンケーキがとても人気で美味しいとのことでしたので、早速お土産に購入。

Laboでは柑橘の加工、販売、庭カフェの営業をしています。

 

せっかくなのでお庭でも自家製レモネードを使ったレモンソーダ、レモンケーキをいただきました。トロリと流れ固まったお砂糖がとても美味しそうです！

お庭のすぐ横は崖と一面に広がるみかん畑と緑いっぱいの木々たち。普段の生活では見ることができない、とても美しく爽やかな絶景を見ながら柑橘スイーツを楽しむことができます。あまりののどかさに時間が止まったかのよう。

 

Citrus Laboのレモンケーキは除草剤・防腐・防カビ・ワックス不使用のこだわりレモンを皮まで丸ごと使ったレモンペースト、レモンシロップ、レモン果汁が入っているとのことで、食べると、ワっ！とレモンの香りが口いっぱいに広がります。夏は冷やしても美味しくいただけそう。

「渥美農園」の柑橘は皮も薄いため、ジャムなどの加工品にも皮まで丸ごと使用しています。ジャムや100％無添加ストレートジュースもおすすめです。月に5日ほどの営業日となっていますので、行かれる際は事前にInstagramで営業日のチェックを！

 

幻の鉄道トンネルにワインセラー！？異世界への入り口でお気に入りのワインを見つけて

「渥美農園」から車で30分ほどの場所、浜松市天竜区にトンネルを再利用した天然ワインセラーがあるとのことで早速行ってみることに。トンネルのワインセラー！？って、どういうこと！？と、ワクワクしながら山深い道を進むと、、。

 

ありました！

なんと、山の中のトンネルに突如重厚感のある木製の扉が現れ、しっかりと入り口にはめ込まれています。不思議な光景です。

ここ、Hamamatsu winecellarは鉄道のトンネル計画跡地を再利用した100％天然のレンタルワインセラーなのです。高級ワインの貯蔵環境に必要な条件等を満たした保存倉庫となっており、1年を通じて入り口から最深部までほぼ一定の環境で振動もなく、温度15～18度、湿度70～80%と、地域自然に負荷のないセラーとなっています。夏はとても涼しく、ぜひ中に入ってみて欲しい秘密基地のような場所。

 

セラー入口の扉は厳重に管理されており、ワインの入った木箱がずらりと並ぶレンタルセラーエリアにはオーナー・スタッフのみ入場可能となっています。紫外線がしっかり遮断され、電気も使用していないので、ワインを保管するのにぴったりなのです。

今から50年以上も前、遠州地方と長野県の南信地方を結ぶはずだった幻の鉄道トンネルはまるで異世界に通じるトンネルのよう。1967年から1980年にかけて建設が進んでいたものの計画がストップしてしまい、これまで全長約1キロ以上にも及ぶ洞窟が未使用のまま放置されていたのです。

 

入り口からすぐの場所ではワインの販売も行っています。こちらでもワインのお土産が購入できます。

この夏、緑が生い茂る静岡の山奥までドライブを計画している方はぜひ立ち寄ってみてください。

 

身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
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