「孫は可愛がるだけでいいから楽ね」【無責任に甘やかす義母】→ 結果、息子は私に不満そうな顔で──？

ムカつく義母にスカッと言えたら気持ちいいのに、現実はなかなかうまくいかないものです。今回は、孫を溺愛する義母にモヤモヤしている筆者の知人から話を聞いてきました。

孫溺愛の義母に困惑

私の義母は孫が生きがいのような人。孫が可愛くて仕方がないと言って、息子に何でも好きなものを買い与えようとします。

おもちゃは意外と高いものもあるので、買ってくれるのはありがたいです。ただ、親としては誕生日やクリスマスなどの特別なイベントの時のみに、買ってあげたいと考えています。

日常的におもちゃをホイホイ買われてはありがたみも欠けるし、置く場所にも困る。なので、もう少し控えてほしいと言っているのですが、義母は全く聞く耳を持ってくれません。

さらに義母宅に息子を連れて行けば、「好きなだけ食べてね」と大量のお菓子を出してくる義母。

義母宅は家から歩いてすぐの場所にあります。なので、しょっちゅう「家に来てね」と義母から連絡があり、断り切れず誘われれば行ってしまいます。ですが、毎回お菓子食べ放題なのは、虫歯や肥満も心配ですし、息子にとって良くないのではないかと感じてしまうのです。

また、「孫をウチにお泊りさせて」と義母が時々頼んでくるので、内心は嫌だなと思いながらも息子を泊まらせることがあります。そこでは夜更かししても怒られないらしく、買ってもらったゲームもし放題。息子は「まさに天国だ」とはしゃいでいるそうです。

そんな義母はいつも私にこう言っています。

「孫には責任取らなくていいから楽ね。だってかわいがるだけでいいんだもの。自分の子だとこうはいかないわ」

あまりにも無責任な義母に、私はモヤモヤが止まりません。さらに、義母宅でやりたい放題をしている息子は、私に向かって「おばあちゃんは優しいのに、ママはケチだ」と言うようになってしまいました。

日々一生懸命子育てをしているのに、義母にばかり息子は懐いているような気がして、本当に面白くありません。できれば息子を義母宅に行かせたくないのですが、嫁姑関係が拗れるのも避けたいのが本音です。

「孫は自分に責任はない」と話す義母ですが、本当にそうなのでしょうか？孫がかわいいのはわかりますが、義母は、自分の行いのせいで、孫に悪影響が出るかもしれないと考えたことはないのではないかと、邪推してしまいます。

子供のためを思うなら、そんな義母には極力会わせないようにするのが得策なのでしょうが、なかなか悩ましいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：花澤ひかる