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生理が2か月こない娘に「もしかして…」脳裏をよぎる最悪の事態|娘の彼氏を認めない

  • 2024.7.13

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。サオリから、生理が2か月遅れていることを打ち明けられたサオリの母。恐れていた言葉にがくぜんとし、妊娠の可能性を尋ねますが、サオリの答えは不安が増すものでした。最悪の事態が脳裏に浮かぶなか、母は検査薬を買いに走ります。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第17話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

妊娠の可能性を否定しきれないサオリに、母の不安は増す一方。わずかな希望にかけるように、妊娠検査薬を手に取りました。

不安は拭えないものの、親には言いにくい生理の遅れを、早い段階で相談してくれて本当に良かったです。万が一のときに、きちんと相談できる関係性を築いておくことの大切さを、痛感させられますね。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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