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<不思議な話>他界した祖母が「化粧品が欲しい」と夢でお供え物をおねだり → 言われた通りにすると?

  • 2024.7.13

お供え物には、お花やお菓子を選ぶことが多いですよね。でも、故人は違うものを求めているかもしれません。今回は知人から聞いた不思議なエピソードをご紹介します。

画像: <不思議な話>他界した祖母が「化粧品が欲しい」と夢でお供え物をおねだり → 言われた通りにすると?

亡くなった祖母が夢に出てきた

祖母の七回忌の数日前、A子の夢に亡くなった祖母が出てきました。
祖母は夢の中で、「化粧品が欲しいの。お花やお菓子はいいから」と、A子にお供え物の希望を伝えてきたのです。祖母はそれだけ伝えて、スーッと消えていきました。

お供えをおねだりされた?

夢からさめたA子は、不思議とそれを『単なる夢』だとは思えませんでした。なぜなら、祖母はとてもおしゃれな人だったのです。
祖母は、亡くなる直前までメイクやファッションを楽しんでいたおしゃれ好き。体調が良くないときも口紅、ファンデーション、アイブロウだけは欠かさずメイクし、パジャマや部屋着も「年寄りくさいのは嫌」とおしゃれなデザインのものを要求していたのです。

希望通り化粧品をお供え

「お菓子やお花より、化粧品を欲しがるのは当たり前かも……」そう思ったA子は、祖母の希望通りに化粧品をお供えすることにしました。
「おばあちゃんが好きだったコスメブランドに新色が出たよ」と、祖母が愛用していたブランドの口紅と、ネイルをお供えしたのです。

夢の話を聞いたA子の母は「おばあちゃんらしいわ。色番号の指定をしないなんて、亡くなって丸くなったのかしらね」と笑って言ったそうです。A子の母は「このブランドのこの色番号」と指定されて、祖母から頻繁にお使いを頼まれていたのだとか。
A子は「お供えしたコスメを気に入ってもらえますように」と祈ったそうです。

祖母からの粋なお返し

化粧品をお供えをした数日後、祖母が生前使っていた部屋から有名ブランドのアクセサリーがひょっこりと出てきました。
亡くなった後、遺品を整理したときに気付かなかった品だったので、A子はびっくり。高額なものだったため、親戚の同意を得た上で、A子が譲り受けることになりました。

「これは祖母からの化粧品のお礼なのだろう」と思ったA子。色選びは正解だったんだ! と安心したそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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