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「KOは十分あり得る」那須川天心、世界ランカーとの“10回戦”を元プロが予想 世界タイトルも視野

  • 2024.7.13
那須川天心(撮影:SPREAD編集部)
SPREAD : 那須川天心(撮影:SPREAD編集部)

元プロボクサーの古橋岳也が10日、YouTubeチャンネル「格闘キャスト」にゲスト出演。20日に行われるWBA世界バンタム級7位の那須川天心のボクシング転向4戦目を勝敗予想した。

■早ければ、6戦目で国内での世界タイトルの可能性

那須川は20日に自身初の10回戦で、WBA同級4位のジョナサン・ロドリゲス(米国)と対戦する。
古橋は対戦相手について「強いの(選手)当ててきたな、と。ちゃんとした世界ランカーで強いです。自分がやったら勝てないです(笑)」と評価。しかし「それでも那須川天心選手が勝ちますね。皆さんが思っている以上に、那須川天心選手の評価はまだまだ上ですよ、実際」と那須川勝利を予想した。
那須川は1月23日の行われた3戦目で転向後初のKO(TKO)勝利を収めた。ロドリゲス相手にもKOする可能性はあるのか聞かれると、「倒してのKOはない。パワーよりも、スピードの方に動きを特化しているので。レフェリーストップのKOだったら、全然あり得ると思います。ダウンにしても、タイミングでのダウンなので、意識を断ち切るほどではない」「(KOは)十分あり得ます」とスピードを生かしたKO勝ちの可能性を説いた。
また、古橋は「自分、那須川天心選手好きになったんですよ」と笑顔で回想。「嫌いだったわけではなく、キックにあんまり興味がなくて。ただ、メイウェザー選手とやって、見方が変わった。ボクシング転向して、ちゃんと見るようになってから、那須川天心選手の発言だとかSNSもちょこちょこ見てるんですけど、考えていることが自分は好きですね。自分がまったくブレていないので」とし、さらに「すぐに結果を出そうと思っていない。下地があっての今だと、本人が十分に分かっているので。その考え方が結構好きですね」と那須川の思考に好感を抱いているとした。
勝敗については「(那須川の)後半KO勝ち」と予想。「天心選手も求められることは十分分かっていると思う。これに応えると思います。この相手に関しては、KOを求められている。これだったら倒してほしいよね、という期待の方が大きい」と、那須川が周りの期待に応えるだろうと見通した。
なお、那須川が国内で世界タイトルに挑戦するためには、東洋太平洋のベルトか日本のベルトが必要になる。そのため、次戦の対戦相手は現OPBF東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太になるのでは、と古橋は予想している。20日にロドリゲス戦に勝利し、5戦目でベルトを獲ることができれば、那須川は国内での世界タイトル戦へ挑戦権を得ることになる。世界も視界に捉えた“神童”の一戦に注目したい。

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