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【三宅健/KEN MIYAKE】何色にも染まれるのが、アイドルの特性だと思う―『THE iDOL』(前編)

  • 2024.7.12

「ファンのみんなも自分を解放して、音に委ねて踊ってほしい」

三宅健さん
三宅健さん
三宅健さん

―ニューアルバム「THE iDOL」に込められた想いや、テーマを教えてください。

「今回は聴き手側がリズムに乗れたり、グルーヴを感じてダンスをできるように、踊れる楽曲をメインに制作しました。踊ると言っても、難しい振り付けをするのではなく、音に委ねて揺れるような、自分を解放する感覚をたくさんの人に味わって欲しくて。そういう部分もアルバムのテーマに込めています。ジャケット写真も、音を光の象徴として光とダンスをコンセプトに撮影したので、きれいな瞬間をカメラにおさめてもらいました」

三宅健さん
三宅健さん

―6月に公演されるコンサート『2024 Live Performance The Otherside:Another Me Presented by KEN MIYAKE』では、このアルバム曲のパフォーマンスが観られるんですよね。(※内容は取材当時のもの)

「そうです。だから今回のコンサートでは、ファンの方たちにはぜひ体を揺らしながら楽しんでほしいなと思っています。もちろん瞬きも惜しみながら僕を見届けてくれる気持ちもすごくありがたいんですが(笑)、せっかく観に来てくれているから、みんなも自分を解放して踊ってほしいな」

三宅健さん

―タイトルにはどのような意味が込められているんですか?

「アイドルとしての自分と向き合ってできた『Ready To Dance』や『iDOLING』の楽曲を主体としている部分もあるのですが、今回のアルバム自体も自分自身を題材にするということを裏テーマとして作っているので、『THE iDOL』というタイトルにしています」

三宅健さん

―三宅さんが、ご自身に“アイドル”を実感する瞬間はありますか?

「気付くとファンを一番に、という考えが常に頭のどこかにあるところが、アイドルなのかなと感じますね。自分がどう思うかよりも、ファンのみんなはどう思うのか、といつも考えて向き合ってきたので。アイドルの定義はわからないけど、僕自身、何色にも染まれるというのがアイドルの特性だと考えているんです。曲によって表現が変わるし、いろいろな表情を見せることができる。僕も、ステージ上、舞台、バラエティなど、そのときどきで変わるし、ある意味ボーダーレスなところがアイドルなんだろうなと思っています」

三宅健(ミヤケ・ケン)

三宅健(ミヤケ・ケン)

1979年7月2日生まれ、神奈川県出身。2023年7月最初のTOBEアーティストとして出発することを発表。表現者として、新たなエンターテインメントの形に挑戦していくこと、そして新たな「アイドル像」を描いていくことを表明した。6月22、23日には有明アリーナにて単独コンサート『2024 Live Performance The Otherside : Another Me Presented by KEN MIYAKE』を開催した。

『THE iDOL』発売中

『THE iDOL』三宅健

6月5日にリリースしたニューアルバム『THE iDOL』は、SIRUPプロデュースのデジタルシングル『Ready To Dance』や、Microプロデュースのデジタルシングル『iDOLING』のほか、WurtSやARAKI、macicoなど新進気鋭なアーティストが多数参加した楽曲をボーナストラック含む全14曲収録している。

シャツ ¥4950、靴 ¥11880/Casper john(Sian PR) パンツ ¥5940/remer(remer store)
問い合わせ先:リメール ストア 03・6276・7644、シアン PR 03・6662・5552

撮影/井澤和己 ヘアメイク/井手賢司(UM) スタイリング/井田正明 構成・取材・文/高橋夏実(Spacy72・TEAM TAKAHASHI)

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