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【簡単】冷凍庫の電源を切らない霜取り方法 原因や防止対策も紹介

  • 2024.7.12

冷凍庫に霜ができる原因

イエコレクション iecolle

冷凍庫の分厚い霜対策として、まずは霜がつく原因を押さえておきましょう。

ドアを開閉しすぎている

霜が発生する原因として、冷凍庫のドアを頻繁に開け閉めすることが挙げられます。
外気に含まれる水分を含んだ空気が庫内に入り込むと、冷凍庫内との湿度差によって結露が発生し、冷やされて霜になるのです。
冷凍庫のドアの開閉しすぎや開けっ放し、半ドア状態は分厚い霜が発生する原因となるため注意が必要です。

食べ物を温かいまま保管している

ご飯やおかずなど、調理した食べ物を温かいまま冷凍庫に入れることも原因のひとつ。
冷凍庫内の温度が急に上がって結露が起こり、霜が発生しやすくなります。
霜の発生を防止するために、調理した食べ物は必ず粗熱を取り、よく冷ましてから冷凍しましょう。

ドアパッキンの劣化・破損

冷凍庫の扉のパッキンが劣化したり破損したりすると半ドア状態になってしまうことがあるため、庫内に空気が入り込んで霜が発生しやすくなります。
食品も冷えにくく、修理または交換に出す必要があります。
パッキンの状態は気づきにくいので、食品の出し入れや掃除などの際に劣化したり破損したりしていないかチェックするとよいでしょう。

冷風出口にゴミや埃が詰まっている

冷凍庫内にある冷風の出口にゴミや埃が詰まっていると、冷却機能が正しく働かず、分厚い霜が発生しやすくなります。
また、食品の詰め込みすぎによっても冷風出口が塞がれて、霜が発生する原因となるため注意しましょう。

冷凍庫の電源を切る霜取り方法は時間がかかる

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一般的な霜取り方法として、冷蔵室の電源を切るやり方があります。
簡単ですが、電源を切った後、霜が自然に溶けるのに約10時間もかかるうえに、その時間は冷蔵庫を使えず、食品を傷める恐れがあります。
このことから、冷凍庫の霜取りは冷凍庫の電源を切らない方法がおすすめです。

冷蔵庫の電源を切らない簡単な霜取り方法

冷凍庫の霜取りは、冷蔵庫本体の電源を切らなくても簡単にできます。
家にあるものを使ってできる、冷蔵庫の電源を切らない霜取り方法を紹介します。

霜取り前に冷蔵庫内の物を取り出す

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電源を切らないで霜取りを行う場合は、作業がしやすいよう事前に食品を取り出して空にします。
計画的に冷凍庫の食品を食べ切っておけば、冷凍食品をクーラーボックスなどに移す手間も省けるでしょう。
冷凍庫が空になったら、準備をする間そのまま扉を開けておくと、霜が少しずつ溶けはじめます。

薄い霜は温めたタオルを当てる

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薄い霜であれば、温めたタオルを当てて簡単に溶かすことができます。
やり方は清潔なタオルを40°C前後のお湯に浸して絞り、霜に当てるだけ。
一度で溶けない場合は、この作業を数回繰り返すと効果的です。
分厚い氷の塊ができている場合は霜取りに時間がかかるため、事前に冷凍庫の食品をクーラーボックスに移動させておきましょう。

扇風機やドライヤーの冷風で霜を溶かす

ドライヤー
Photo AC/

温めたタオルでも落とせない場合、扇風機やドライヤーで霜に向けて送風する方法がおすすめです。
その際、溶けた霜で水浸しにならないよう、タオルを敷いて作業しましょう。
また、ドライヤーで熱風を使用すると冷蔵庫が変形する恐れがあるため、温度には注意が必要。
ドライヤーは温風または冷風を使用してください。
特に春から夏にかけて行うと、霜が溶けやすく作業がスムーズです。

分厚い霜はヘラで削り取る

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頑固な分厚い霜は、ヘラを使って削り落とします。
霜取り専用のヘラが付属していない場合は、冷凍庫内を傷つけないよう、プラスチック製やゴム製のものを使うようにしましょう。
温めたタオルやドライヤーなどで分厚い霜をある程度溶かしておくと、少ない力でもヘラで削り取りやすくなります。

仕上げに冷凍庫の水分を拭き取る

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霜がきれいに取れた後、濡れた冷凍庫内をそのまま放置すると、残った水分が霜の原因となってしまいます。
霜取りの仕上げには掃除を兼ねて、乾いた清潔なタオルで冷凍庫の水分を拭き取りましょう。
しっかり拭きあげることで、霜の発生を遅らせることができます。

冷凍庫の霜取りをするタイミングは?

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霜が分厚くなると霜取り作業も大掛かりになるうえ、電気代もかさみます。
氷の粒程度の霜であれば簡単に拭き取れるため、霜取りは霜が分厚くなる前に定期的に行いましょう。
冷凍庫の掃除や買い出しなどのタイミングで霜取りを習慣にすると、忘れずに済むのでおすすめ。
頻度は少なくとも1ヵ月に1回程度行うのがおすすめです。

冷凍庫の霜を防止する対策

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冷凍庫の霜を防止する対策を紹介します。
普段から習慣にすると分厚い霜ができず、電源を切らない方法で霜取りできるため、ぜひ生活に取り入れてみましょう。

ドアの開閉時間・頻度を減らす

結露や霜の発生を防ぐために、冷凍庫から必要なものを取り出したらすぐに閉める、何度も開閉せずにまとめて取り出すことを心がけましょう。
必要なものがすぐに取り出せるよう、冷凍庫内を整理整頓するのも霜対策として効果的です。
またパッキンが歪んだり汚れが付着したりしていると半ドア状態になるため、定期的にチェックしましょう。

食べ物は冷めてから冷凍庫へ入れる

炊きたてのご飯や作ったばかりのおかずなど、調理した食べ物は粗熱を取り、よく冷ましてから冷凍庫に入れるのが大切。
それだけでも冷凍庫内の結露や霜対策になります。
その際、ラップなどで食品を密閉し、食材から水分が蒸発しないようにしましょう。

食品の詰めこみ過ぎに注意する

冷凍庫内の冷風出口を塞がないよう、食品をパンパンに詰め込むのは避けましょう。
冷凍庫に食品を入れるときは、取り出しやすさや掃除のしやすさも考慮して、入れたものが見渡せるよう適度にスペースを設けましょう。
冷凍庫の容量が足りずに詰め込んでしまう場合は、冷凍庫のみを買い足すのもおすすめです。

冷凍庫内に食用油を塗る

冷凍庫内に食用油を塗っておくと、コーティング効果によって冷凍庫の壁に霜がつくのを防げます。
また、霜がついてしまっても、簡単にふき取ることができるため、おすすめです。
冷凍庫に塗る油は、さらさらしていて臭いが少なめのサラダ油などがよいでしょう。

霜取り機能付きの冷凍庫を使う

冷凍庫の霜取りの頻度が多くなったり、パッキンの劣化や破損で冷凍機能が落ちてしまっている場合は、霜取り機能付きや除霜モード付きの冷凍庫を新調するのもおすすめです。
購入費用はかかりますが、冷蔵・冷凍庫は新しい機種ほど省エネ性能が高いものが多く、霜が付かないため節電効果が期待できるでしょう。

まとめ

この記事では霜ができる原因・対策と、電源を切らない霜取り方法として、ヘラを使う方法などを紹介しました。
冷凍庫の分厚い霜は電源を切っても溶けるのに10時間もかかるため、電源を切らない霜取り方法がおすすめ。
劣化や省エネ性能の低さが気になる場合は、思い切って霜取り機能付きの冷凍庫に買い替えるのもおすすめです。
記事を参考に、霜取りの手間を減らしていきましょう。

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