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冷蔵庫も地球もレスキュー あまりがち食材レシピSpecial

  • 2024.7.12

冷蔵庫も地球もレスキューあまりがち食材レシピSpecial

毎回人気のレシピコーナーを今月はスペシャル版でお届け。読者アンケートで「あまりがち…」の声が多かった食品から、「焼き肉のたれ」「そうめん」「納豆」の活用レシピを紹介します。

出典:あんふぁんWeb
出典:あんふぁんWeb

教えてくれたのは… 藤原朋未さん

管理栄養士。乳幼児食を専門にレシピ開発を手掛ける。6歳、3歳、0歳の3児の母。著書に『作りおき+帰って15分でいただきます! すぐラクおうち幼児食』(池田書店)他。

Instagram:ともみ先生 @tomo_mamaraku

  • Qあまりがちな食品は?
出典:あんふぁんWeb

※2024年4月10日~ 5月7日/あんふぁん読者にアンケート/有効回答数1242人

あるもので代用を考えて野菜はまとめて下処理を

食品をあまらせないためには、代用を意識することが大切。「パプリカを使うレシピだけど、あまっているピーマンで作ってみよう」などと冷蔵庫にあるもので代用を考えると、「意外とこれでも合う」「この代用はいまいちだった」と新しい発見があり、料理の幅も広がります。

また、使いかけの野菜類は冷蔵庫で寝かされがちですよね。ブロッコリーは一株ゆでてすぐ使わない分は冷凍する、タマネギの残った半玉は薄切りにし後日みそ汁用にするなど、まとめて下処理しておくといいですよ。

一部の調味料は冷凍可能工夫でフードロス削減を

「辛い調味料があまりがち」という回答も多かったのですが、コチュジャン、豆板醤、ゆずこしょうなど塩分が多い調味料は冷凍しても凍らず劣化を防げるので、容器ごと冷凍保存が便利。小分けのからしやわさびも冷凍OKです。コチュジャンはマヨネーズと混ぜてディップに。豆板醤は大人用の麻婆豆腐やみそ汁に加えても。ゆずこしょうはオリーブ油と混ぜると和風ドレッシング風になります。

食品をあまらせずに上手に活用し、フードロス削減につなげていきたいですね。

出典:あんふぁんWeb

焼き肉のたれを使って

やわらか鶏むねのヤンニョム風チキン

出典:あんふぁんWeb

材料(大人2人・子ども2人分)

鶏むね肉 …………………1枚(350g)

【A】酒、片栗粉 ……………各大さじ1

【A】塩、こしょう …………各少々

ごま油 ……………………大さじ1

【B】焼き肉のたれ(甘口) …大さじ2

【B】トマトケチャップ ……大さじ1

作り方

① 鶏むね肉は一口大(3~4cm角)のそぎ切りにする。ポリ袋に入れて【A】を加えてもみ込み、10分ほど置く。

② フライパンにごま油を引いて中火にかけ、①を流し入れて鶏肉を重ならないように広げる。

③ 片面に焼き色が付いたら裏返し、ふたをして弱火で3分ほど蒸し焼きにする。

④ 肉に火が通ったら【B】を加えてさっと絡める。

流用アイデア 味玉や唐揚げを中華風に味変

焼き肉のたれは、しょっぱさと甘さを併せ持った調味料。ごま油の風味も豊かなので、中華風やエスニック風に味変させることができます。例えば、ゆで卵を漬け込んで味玉にしたり、唐揚げの下味に使ったり。どちらも調味料は焼き肉のたれだけでOKなので、何種類もの調味料を用意する手間も省けて便利ですよ。

出典:あんふぁんWeb
出典:あんふぁんWeb

そうめんを使って

カリモチ!そうめんチヂミ

出典:あんふぁんWeb

材料(大人2人・子ども2人分)

そうめん(乾)……………2束(100g)

ニラ ………………………1/2束(50g)

【A】片栗粉 …………………大さじ3

【A】水 ………………………大さじ2

【A】鶏がらスープの素 ……小さじ1/2

ピザ用チーズ ……………40g

ごま油 ……………………大さじ1

酢じょうゆ ………………適量

作り方

① そうめんは袋の表記時間通りにゆで、水気をよく切りボウルに入れる。ニラは3cm長さに切る。

② そうめんをハサミで2~3cm長さに刻み、【A】を加えてヘラでそうめんを軽くつぶしながらしっかり混ぜ合わせる。

③ ②にニラとピザ用チーズを加えてさらに混ぜる。

④ フライパンにごま油を引いて中火にかけ、③を広げ入れる。ヘラでぎゅっと押さえ付けながら両面を3分ずつ焼く。

⑤ 好みの大きさに切り分け、子どもはそのまま、大人は酢じょうゆを添える。

流用アイデア パスタや春雨の代用でサラダに使える

ゆでたそうめんがあまってしまったときは、副菜に活用を。そうめんを水でしっかり洗って粘り気を取れば、サラダに加えるパスタや春雨の代わりにも使えます。また、そうめんを麺つゆで食べるのに飽きたときは、麺つゆに豆乳を足して担々麺風にしたり、冷凍トマトを加えてさっぱり風味にしたりしても。

出典:あんふぁんWeb
出典:あんふぁんWeb

納豆を使って

納豆つくね

出典:あんふぁんWeb

材料(大人2人・子ども2人分)

鶏ひき肉(もも) …………250g

塩 …………………………ひとつまみ(1g)

【A】納豆 ……………………1パック(50g)

【A】納豆のたれ ……………1袋

【A】マヨネーズ ……………大さじ2

【A】刻みのり ………………ひとつかみ

サラダ油 …………………大さじ1/2

からしじょうゆ …………適量

作り方

① ボウルに鶏ひき肉と塩を加え、粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。

② ①に【A】を加えて混ぜる。

③ フライパンに油を引き、②をスプーンで10~12等分にして載せる。

④ 中火にかけ、片面に焼き色が付いたら裏返し、ふたをして弱火で3分ほど蒸し焼きにする。

⑤ 子どもはそのまま、大人はからしじょうゆを添える。

流用アイデア ひき肉料理のかさ増しに使える

納豆は加熱すると独特の臭いが和らぐので、苦手な子には加熱調理がおすすめです。ひき肉と形状が似ているので、つくね以外にもそぼろや麻婆豆腐などのひき肉料理のかさ増しに使ってみて。納豆の粘りでタネがまとまりやすくなったり、とろみが付いたりするメリットもあります。

出典:あんふぁんWeb

読者のあまりもの活用アイデア

● あまり野菜は酢を使ってピクルスにしています。(神奈川県/年長・小学生のママ)

● キノコ、ピーマン、ニンジンのあまりをみじん切りにして、コンソメと一緒に炊飯。炊けたらバターやツナ缶を入れてピラフのできあがり。(愛知県/年少・小学生のママ)

● ごまドレッシングはそうめんのつけだれに活用。(岐阜県/年中・未就園児のママ)

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