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美しい海とビーチ、そしておいしいご飯とワイン。マルセイユで過ごす至福のヴァカンス。|Coco Hitomi Konno(バイヤー・デザイナー)

  • 2024.7.21

忘れられないヴァカンスの思い出はありますか?madameFIGARO.jpでは、旅好きが推薦するもういちど行きたいヴァカンススポットを紹介。第4回は、老舗ランジェリーショップ、ガブリエル ペコのバイヤーで、アンダーウエアブランド、ヘイズのデザイナーとしても活躍するココ・ヒトミ・コンノさんがフランス・マルセイユでの思い出を教えてくれました。

気軽なショートトリップ、パリから南仏マルセイユへ。

パリを訪れた際に、現地に住む友だちと「気楽にショートトリップしたいね」という話になり、パリからTGVに乗ってマルセイユに行きました。

どこまでも透明できれいな海を泳いだり、ビーチに寝そべりながら友だちと話したり、読書をしたり。最高のヴァカンスの思い出です。毎日朝から海に行って、ご飯を食べてお酒を飲んで......無限ループでした。

泊まったのは、La Traverse。ここを選んだ理由は、部屋がとにかく可愛い!サステイナブルで見たことのないインテリアと、居心地が良さそうなところも決め手になりました。3階建てのビルで、1階はアートギャラリー、2階はオーナーであるシルビアの部屋、3階がステイスペースとなっています。

ビーチが近いのでビキニのまま海に行けるうえ、シルビアがパーティーに寛容で友だちと朝まで騒げました(笑)。そして、毎朝、朝ごはんとして(私たちだけ特別に?)バゲットを届けてくれたのが忘れられません。

La Traverse16 traverse Sainte Hélène 13007, Marseille, France

美しい海を求めて、イル・デュ・フリウルへ!

ル・バトーというボートに乗って、マルセイユの小島イル・デュ・フリウルにも行きました。複数の島が浅瀬で繋がっている複合島なので、いろいろな風景が楽しめました。マルセイユに限らず、フランスの海辺は地面がガタガタしているので何度か足を岩で切ってしまいました。海で遊ぶ場合はウォーターシューズの持参は必須です!

Le Bateau

本場の地中海料理を堪能。

流行っているビストロも沢山ある中でどうしても訪れたかったレストランは、クラシックな地中海料理を楽しめるル リュル。

時が80年代から止まっている?と思うほど、店内やメニュー、食器のデザインなどすべてがレトロ。特においしかったのは魚介の旨味がぎゅっと凝縮したブイヤーベース。最後のひと口まで最高でした。

Le Rhul
269 Cor Président John Fitzgerald Kennedy, 13007 Marseille, France

マルセイユのヴァカンスで出合った宝物。

旅の思い出に購入したのは、道端の出店で売っていた貝殻のネックレスと、ナチュラルワインショップで見つけたゲットしたマルセイユのワイン。

ネックレスはいまでも大切にしていますが、その夏はずっと着けっぱなしだったぐらい、自分の気分にぴったりでした。

ワインはおいしすぎたので、後にパリやほかの場所で探してもみましたが見つけられず......その土地でしか出会えない味は忘れられません。

マルセイユに限らず、フランスの海辺は地面がガタガタしているので何度か足を岩で切ってしまいました。なので、海で遊ぶ場合はウォーターシューズの持参は必須です!

金野仁美|Coco Hitomi Konno
東京生まれ。ニューヨークやパリでヴィンテージの服やランジェリーを独学で学ぶ。帰国後、39年続く老舗ランジェリーショップ、ガブリエル ペコ( @gabriellepeco )のバイヤーに。2023年にシルクとカシミアのアンダーウエアブランド、ヘイズ( @haze_underwear )を立ち上げ、デザイナーとして活動。

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