【おとなのソロ部】猫好きにはたまらない!?「カフェ猫衛門」の招き猫絵付け体験でマインドフルネス

福を招くとして有名なアイテム「招き猫」。さまざまな模様や表情のものが数々のお店で販売されていますが、飾るなら自分好みのもののほうがテンションも上がっておうち時間を楽しく過ごせそうですよね。しかも、それが世界にひとつだけのオリジナルとなれば、なおさらハッピー！そこで今回は「カフェ猫衛門（かふぇねこえもん）」の招き猫絵付け体験をご紹介です。招き猫に描く色はもちろん自由。芸術センスに自信がなくても心配ないので気軽に参加できます。谷中という落ち着いた雰囲気の土地にあるため作業にも没頭しやすく、心地よいひとり時間を過ごせますよ。

世界にひとつだけの招き猫を作る！古民家カフェで絵付け体験

招き猫絵付け体験のために今回訪れたのは「カフェ猫衛門」です。東京メトロ千駄木駅1番出口から徒歩5分のところにある古民家をリノベーションして作られた、歴史情緒を感じさせる瓦屋根が特長のカフェ。
店名に“猫”が入っているだけあって看板に猫のシルエットが描かれていたり、窓から猫が顔を覗かせていたりと、猫好きは素通りできない外観のキュートさ。オープン時から地元・谷中の住人を中心に愛されていて、最近では外国人観光客の来店も多いそうです。

店内には古民家の雰囲気が今も残っており、木の温もりが穏やかな気持ちにさせてくれます。
座席はカウンター席とテーブル席が13席です。

ソロおすすめ Point

絵付けは店内の好きな座席で体験することができるので、同じ時間帯に複数人の参加者がいても離れた場所で作業できます。「カフェ猫衛門」は谷中という落ち着いた土地にあって、静かなのも集中して取り組みやすいポイント。

今回「カフェ猫衛門」で体験するのは招き猫絵付け体験。無地の招き猫に顔や身体の模様などを自由に描き、世界にひとつだけの招き猫を作れます。
所要時間はおよそ1時間。料金は選ぶ招き猫のサイズで異なり、「小サイズ」2750円、「大サイズ」3300円です。体験には、お菓子とドリンクがセットになっていて、お菓子はクッキーやマドレーヌなどからランダムで提供。ドリンクはコーヒーや紅茶、オレンジジュースなど6種類のなかからセレクトできます。追加料金330円を支払えば、「ラッキーキャット」というかわいいネーミングのビールも選択可能です。

さっそく招き猫絵付け体験に挑戦していきます！
まずは招き猫の形を決めるところからスタート。「カフェ猫衛門」の絵付けに使われる招き猫はすべてオリジナルの型で作られた陶器です。サイズが大・小の2種類あり、さらに小サイズは左手上げと右手上げそれぞれ2種類。金運を招くとされる右手上げ、人を招くとされる左手上げ、いまの自分に必要だと思うものを実際に手に取りながらチョイスしてみて。
※大サイズは右手上げのみ

招き猫を選んだら、下書きを書いていきます。ハイクオリティな招き猫を作るためにもまずはデザイン決めから。

早く絵付けしたい…とはやる気持ちをおさえて、どんな表情にするか、どんな柄にするかをじっくり考えていきます。
見本の招き猫もいくつか置いてあるので、それを参考にすれば絵が苦手な人でも安心して決められますよ。

下書きデザインが完成！街で見かけるリアルかつシンプルな猫を意識しながら、おなかのあたりにはハートのワンポイントと遊び心も入れてみました。

デザインが決まったら、絵付け本番です。
絵付けに使えるペンの色はレッド、ブルー、イエローなどさまざま。水性ペンなので、塗ったあとに若干色が薄くなることも想定しながら書いていくのがポイントです。

首輪や鈴、耳など細かな部分から描いていくと、全体をイメージしやすくて作りやすいかも。下書きと見比べながらバランスをみて、時間をかけて色をつけていきます。
しっかりとした彩色にするためには何度も重ね塗りするのがおすすめ。若干のムラは生まれてしまいますが、それもオリジナルならではの味です！

ひと段落ついたらお菓子とドリンクでブレイクタイム

絵付け作業がひと段落したタイミングで、お菓子とドリンクをいただくことに。
セットが到着したときにその見た目からキュン！トレーがお昼寝中の猫の形だったり、コップが猫足だったりと猫にまつわる形がたくさんでかわいすぎます。取材時のお菓子は、こちらも猫の形をしたココアクッキーでした。

また別途料金がかかりますが、カフェメニューとして提供されているスイーツも追加注文することができるので、甘いものをもぐもぐ食べながら作業したい人にはおすすめ。今回は、お菓子とドリンクに加えて人気カフェメニューの「黒猫のモンブラン」432円をオーダーしました。
「黒猫のモンブラン」は、猫がにっこりと微笑むビジュアルの手作りモンブラン。国産和栗を使用した舌触りのいい栗ペーストは、ほのかな甘さでチョコレートとの相性ぴったり。中には生クリームとスポンジが入っていますよ。小さめサイズで食べやすいのも魅力です。

お腹を満たしたら、作業再開。背中側も描き込んでいきます。
絵付け中、スタッフの方に「頭や尻尾、耳周りなど丸みを帯びている部分はペンが乱れやすく難しいので、特に慎重に」とアドバイスをいただいたので、それに従って慎重に進めていきました。時間をかければかけるほどかわいく見えてきて、愛着が湧いてきている…！

ソロおすすめ Point

ペンを使った細かい作業なので、日頃の悩みやストレスを忘れて没頭できます。1時間の体験中は、目の前のことに集中するためマインドフルネスに近い状態で、作業後もすっきりした気分になれるかもしれません。

そして、頭からお尻の隅々まで描いて完成した世界にひとつだけの招き猫がこちら。
絵やイラストが苦手な筆者ですが、下書きがあったので迷うことなく綺麗に仕上げることができました。絵付けがとても楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまい驚き。

最後に、持ち帰り用のラッピングをしてもらって体験は終了です。
体験時間はブレークタイムも含めて1時間ほど。ちょっとした空き時間ができたときに参加しやすいですね。絵付け体験は、空きがあればいつでも参加可能です。ただ土・日曜、祝日は混雑しやすいので、HPから事前に予約しておくのがおすすめ。1〜12名まで一緒に参加することも可能です。

ソロおすすめ Point

ソロ客は平均すると3割ほど。土・日曜、祝日は特に混み合うことが多いようなので、平日のオープン直後が狙い目です。フレンドリーなスタッフさんなので気軽に相談できて、不器用な人でも安心して体験できます。

招き猫は生活するなかで目につきやすく明るい場所に置くのが、縁起がよくておすすめだそう。実際に家に持ち帰った筆者はリビングのテーブルの上に置いてみました。招き猫と一緒に赤い座布団が入っているので、座らせてあげるとしっくりきます。

カフェ利用もできる！まったり過ごせる猫まみれ空間

「カフェ猫衛門」は、猫好きにはたまらない空間になっています。店内のいたるところに猫にまつわる小物やステッカーなどがあり、どこにカメラを向けても必ず猫が映り込んでしまうほど。

カフェメニューは、絵付け体験時に注文した「黒猫のモンブラン」を含め25種類。
スイーツは、どれもバターや生クリーム、牛乳など素材にこだわっており、満足度の高い仕上がりになっています。
 
自分で作った世界にひとつだけの招き猫は、お店で買うどんな招き猫よりも効果がありそうですよね。猫が多く住むといわれている街「谷中」にある「カフェ猫衛門」の絵付け体験で、おうち時間に楽しさと福をもたらすオリジナル招き猫を作ってみてください。

ソロ Memo

■取材時のソロ率：

100％（平日11時）

■おすすめの利用シーン：

ひとりで作業に没頭したいとき、世界にひとつだけのアイテムがほしいとき、インテリアを充実させたいとき

 

Text&Photo：小杉環太（エフェクト）

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