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小5から中学受験塾に通い始めたら、家族に負の連鎖が。どうなる?最下層からのチャレンジ【前編】

  • 2024.7.11

中学受験するつもりもなかった我が家ですが、長男の強い希望で小4の2月、(いわゆる新小5)より塾通いを始めました。ただし!なーんにも準備なしで突然始めたわけでななく、一応、小4の秋頃から市販のドリルを少し、通塾している人からみると笑っちゃうくらいすこーしの家庭学習をして塾のテストに臨みました。関西在住の我が家は、いくつか大手塾の入塾テストを受けました。知ってました!? 中学受験塾って、入塾するのにそれなりの成績が必要なのですよ。低学年から入っている場合はスルッと入れるようですが、小5からだとテストがある。そんなことも知らずにのほほんと入塾テスト受けに行った長男。結果は…

ギリ合格

市販のドリルとかチョロっとでもしていて良かったです。なーーんにもしてなかったら、オワタ…となっていたでしょう。それはそれで諦めがついたかもしれませんが。塾に合格を頂いたのが12月初旬ごろ。2月から入ることを決めていたので、1月まではのんびりしたいと思っていました。ところが!塾の熱烈な薦めもあり冬期講習には参加。短期間ですが『中学受験塾』を体験しました。この体験、控えめに言って、ものすごーーく大変でした。ほんと、何事もスタート時がとってもしんどいものです。

塾に行く!大量の宿題をする!という仕組みや習慣を作るまでがキツイ

冬期講習中、親子共に震え上がりました。毎日毎日大量の宿題が出る。締め切りは次の日の授業。その授業では確認テストが行われる。いやいや1日では覚えきれない!ペースが速すぎる。ヤバい。冬期講習でこれか。ついていけるかな・・案の定、本格的に通塾が始まった2月。塾の宿題をこなすだけでヒーヒー。右も左も分からず、毎日夜遅くまで塾の宿題をひたすら進める…寝る間も惜しんでとにかくやる。しんどい~~この時、正直、私の方が音を上げそうになりました。長男以外の子ども達も付随して負の変化が現れました。私が中学受験の並走に付きっ切りになることで、三男が抱っこ抱っこと赤ちゃん返りのような現象が現れ、次男もなぜか無駄に癇癪を起こし、なんだか家の中も落ち着かなくなりました。長男は出来ない宿題とリズムがイマイチつかめず、苛立ちからの癇癪+めそめそを繰り返す。家族全員、情緒不安定。夫は元々、中学受験反対派なので勉強に関してとやかく言わない(ここは意外と助かっていたりする)。まぁ社畜なので帰宅が遅い時点で、平日は多くの項目で戦力外なのですが。 中学受験の塾通いがスタートした時点から、『22時になったら絶対に寝る』というルールの元進めていました。んが!やっぱり間に合わず、23時くらいになる日もチラホラ。私は疲れで湿疹が出てしまったほど。中学受験のサポートだけでなく、仕事も多忙で仕上げの時期。研究員である私は、長年の課題が佳境になっていて、ホント、無理~~って泣き出したくなるくらい。あかん、このままでは…だがしかし!3月下旬から潮目が変わります。そう、長男が、

塾の自習室を利用し始めた

のです。本人だけでなく家族みんながストレスを抱え始め、なんとな~くダメな感じになっていたので。これは助かった!とはいえ、やっぱりダメな感じは、モロ模試の結果にも反映されます。1月後半と3月の中旬に受けた模試。前者は4年生の最後の模試(中学受験の5年は小4の2月が新学期)。後者は5年の一番最初の模試。結果は・・こんな(低い)偏差値あるんだ…というヒドイものでした。ぐちゃぐちゃにして捨てたくなるくらいの数字。燦々たる結果とは忘れたくなるのが人情。本人も返って来たテストなんて二度と見たくない。やり直しなんか勘弁。ってくらい。それはそれは荒れていました。どうしよう。このままズルズル上がらず、模試の度にガッカリして精神的に削られるのではないか。それは避けたい。次の手はどうしようか。家族全員をこんなに巻き込んでいるのに、成績は低迷。中学受験をする子どもの殆どがカテゴライズされず『ボリュゾ』というボリュームゾーンにも届いていない。ダントツの最下層。2回目の模試が返却されたのは3月中旬。モヤモヤしつつも前記した通り、3月下旬から塾の自習室で勉強する習慣をつけてもらいました。そして、もう一つ対策を打つことにしました。まぁこの時点で、私自身、この流れは本当にマズイ!と思っていました。偏差値が圧倒的に低いため、日々の確認テストの成績も低い点数で推移していました。まだ塾に通い始めて数か月。焦ってはいけない。でも、このまま闇雲に進んではならない。確かに5年生ですし時間はあります。じっくり基礎固めをすればよい。ただ、ずーーっと『最下層』だとさすがに落ち込みますし、『やる気』や『勉強時間』にも響いてくるに違いありません。そして仮に追いつけるのならば、徐々に5年の終わりや6年の始めに追いつくよりも、早いうちに『ボリュームゾーン』に入っておきたい。『ボリュームゾーン』…ボリュゾと言われるこのゾーン。受験生全体の67%ほどがここに入り、やっと中学受験という土俵に立った感じになる。模試に対しても冷静に考察ができるだろう。そうなれば「面白味」も出てくるはず。うーん。ここはプロに介入してもらうとしよう!さっそく、

塾の先生と面談をしました

大手塾でお忙しいのは承知の上。だからこそ早いうちに手を打つべきかもと思いました。お金は払っているんです。敬意を払いつつ、利用できるものはフル活用します。予約した面談にて、■塾の自習室の積極的利用■算数だけでも偏差値ボリュゾに上げること■週1の算数補講(オプション料金有)■5年生の終わりには4教科でボリュゾの上位に入るよう徐々にアクセルを踏むの提案をされました。具体的に日々することは、■分からない部分をとにかくつぶす■基礎の徹底■小4でみんなが既に習っている内容にも食いついていくこと。そして次の塾の公開模試までに、過去の公開模試問題を2回は解く。答案用紙+テスト用紙を塾の先生に提出することも提案されました。でも、待ってくれ…

日々の宿題で手一杯

模試の問題を解く時間なんてないズラ。いや、厳密にはあるんです。時間は。でも、長男が「やるぞ!」と思い高い集中力をキープして机に向かう時間は極めて少ない。うーーーーん。数日悩む私。そんな中、GWが始まる前、先生から個別にお電話を頂きました。「GWを利用して良いので、一度、算数だけでも次回模試の過去問を解いてみて下さい。本人の自信も違ってくると思います。慣れも良い方向にプッシュしてくれるでしょう。」なるほど。分かりました。ということで、長男には塾の先生との面談内容を詳らかに話しました。算数の模試の点数だけでも上げよう!そのために模試の過去問を解こう!すると、長男から、予想外の提案が…「お母さん、算数だけでなくて、社会と理科も模試の点数上げに行かない?」と言われたではないですか。もちろん、ええよ。「僕、国語は自信ないねん。でも、社会と理科ならいける気がする。算数は得意だし。」

いける気がする

よいよい。 塾の最下層をひた走り、4教科どんぐりの背比べの成績の中、算数は確かにちょろっとだけ高め。これだけで『得意』と言い切ってしまう息子を頼もしく思う。ボリュゾや上位層の子どもならば、算数オワタ…と思うくらいの成績でも『得意』と豪語できる。素晴らしい。最下層の星じゃ!ちょうどその頃、子どもの中学受験を経験した友人数人と会う予定をしていたので、彼女たちにも対策を聞きました。すると…「小5から中学受験を始めたならば、社会と理科で圧倒的な自信を付けさせたらいいよ。」と言われたではないですか。友人の子どもは、息子の憧れの学校に入学済み。しかも、小5から中学受験をスタートしたとのこと。彼女曰く、国語や算数は小4までのアドバンテージが大きいので即結果にコミットすることは難しい。だが、社会と理科は小5から本格的にスタートするため、そこまで差はない。いいかい。

社会と理科を意識したら良き!

ということで、その日から、社会と理科に今まで以上に力を入れることにしました。続きます!

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