アスレティック・ビルバオ、2024-25ホームユニフォーム発表！100年以上前の「宮殿」を落とし込む

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

スペイン1部アスレティック・ビルバオとキットサプライヤーのCastoreは10日、2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。

アスレティック・ビルバオ 2024-25 Castore ホームユニフォーム

2024-25新ホームユニフォームは、レッドとホワイトの2色によるビルバオ伝統のストライプ柄。襟にはラウンドネックを採用し、全体的にシンプルでクラシックな雰囲気が漂うデザインに仕上がっている。このようなレトロスタイルは、サプライヤーCastoreの得意とするところだ。

よく見るとストライプの中に薄っすらとした模様が浮かび上がっている。これは1900年に完成し、現在でも地元ビルバオ市内に残されている通称「イバイガネ宮殿」の外観や内装などに着想を得たもの。

元々はバスクの実業家・民族主義者の私邸だったという3階建てのネオ・バスク／バロック様式の宮殿風建築物で、1986年からはアスレティック・ビルバオがクラブ事務所として使用している。

背面の首元には、愛称でありビルバオを象徴するライオンのロゴマークをデザイン。赤・白・緑のバスク旗（イクリニャ）にライオンの顔を重ね合わせることで“バスクのライオン”を見事に表現した。

新GKホームユニフォームは、お馴染みのブラックを基調としたデザインに。

シンプルな中に繊細な模様を落とし込んだクラシックスタイルの新ホームユニフォームは、クラブ公式オンラインストアで販売を開始している。