職場で【セクハラ発言】を繰り返す上司 → スルーすると「俺なら君は無理ww」と一方的にフッてきて！？

職場で上司や同僚からの【セクハラ発言】に悩まされた経験はありますか？
立場によってはなかなか強く言い返せずに、泣き寝入りしてしまうケースも多いようで……。
今回は、筆者の知人から聞いた、セクハラ上司とのトラブルエピソードをご紹介します。

ひたむきに仕事に打ち込む女性

私は社会人3年目を迎える会社員。

新卒で入社してから3年、ようやく大きな仕事を回してもらえるようになりました。

仕事柄、出張や残業も多く、なかなかプライベートな時間をつくれないのが少々悩み。

それでも、年功序列ではなく実力を認め評価してくれるので、達成感が味わえる仕事へのやる気は高まる一方でした。

職場の同僚たちも、みんな向上心の高い素敵な人ばかり。

女性が7割ほどではあるものの、よく聞くような【女社会あるあるのトラブル】が起こるような雰囲気はありません。

むしろ互いに切磋琢磨し合える環境。

上司や同期はもちろん、後輩にも尊敬の念を持っていますが、1人だけ、男性上司のA男が苦手で仕方ありませんでした……。

というのも、A男はことあるごとになぜか上から目線で突っかかってくるタイプ。

それも自分より若い女性にターゲットを絞っては、職場でセクハラ発言ばかり繰り返していたのです！

「ガサツだね、男みたい」
「そんなんじゃ相手にされないよ」
「女性らしくスカートとか穿けば？」

明らかにアウトな発言ですが、女性陣はなかなか強く言い返せる人がおらず……。

というのも、A男は社長の甥っ子で、いわゆる【コネ入社】だったから。

何かあるとすぐに『俺には後ろ盾があるんだぞ』と脅してくるので、かわすしかありませんでした。

あるとき、私はそんなA男にまさかのロックオンされてしまったのです！

用もなく呼び出しては、プライベートな話ばかりされる日々。

どうやら、ちょっとした件でA男に助けられお礼を言った際に『この子は俺に気があるな？』と勘違いされてしまったようなのです！

女性陣からは同情するような目で見られ、とにかくスルーを徹底すること1か月、A男がまさかの発言を！

「何か本当に冷たいよね」
「俺は君みたいな女は無理」
「悪いけど結婚できないや」

なんと1ミリも好意を寄せているような仕草を見せたことがないのに、勝手に勘違いしていたA男。

あろうことか、みんなのいる前でフッてきたのです！

独りよがりな思想に、思わず私もブチギレ。

「いつ好きって言いましたか？」
「むしろ煩わしくて迷惑です」
「仕事に関係のない戯言も、私より仕事ができるようになってからにしてください」

私の厳しい返答に、思わず女性陣も頷いている様子。

A男は涙目になって『社長に訴えてやる』と言っていましたが、誰よりも仕事ができないのも事実。

同僚たちが一部始終説明してくれ、社長はA男に大激怒！

「お前こそ何様のつもりだ」
「甘えてるんじゃない！」
とかなり絞られ、意気消沈。

社長という後ろ盾があるから大丈夫と思っていたのかもしれませんが、それからはセクハラ発言もなくなり、社長の厳しい監視の目の下、無言で仕事に打ち込んでいるようです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：一瀬あい