中学生が【公園で危険行為】連発！私「これじゃ小さな息子が危ない、、、」→ 困っていると！？

公園は誰のものでもなく、皆で遊ぶ場所ですよね。
でも、周りのことを考えない若者が、公園で危ない遊びをしていることもあるようです。
今回は筆者の実体験をご紹介します。

毎日公園へ行くよ

私の息子が2歳になった頃の出来事です。
保育園などには入っておらず、毎日の日課は公園で遊ぶことでした。

近所の小さな公園は、時間帯的にいつも貸し切りで遊べるので、息子も超お気に入り。
その日も公園でのんびり遊んでいると、何やら入口の方から騒がしい声が聞こえてきたのです。

どうやらこの日はテストか何かで、中学生の帰宅が早いようでした。
入口付近で、中学生の男の子6人組が楽しそうに話していたのです。

ところが、微笑ましく思えたのはこの時だけでした。
彼らは猛ダッシュで公園に入ってきて、そのまま猛スピードで鬼ごっこをし始めたのです。

小さい公園で猛ダッシュするだけでなく、小さい子向けの遊具にもジャンプして飛び乗ったりして、正直かなり危険でした。
注意するか悩みましたが、小さい子はこちら1人だけ。

他にも近くに公園はあるので、息子と別の公園に移動することにしたのです。ところが……

息子は「ここでまだ遊ぶ！」と、移動するのを嫌がり、泣き出してしまったのです。
息子が嫌がるのは分かっていたものの、ここで遊ぶのは危なすぎる。
どうにか宥めようとしていると、

1人の男の子が「待って！一旦ストップ！」と言い、皆を止めたのです。
そのまま彼はこちらに来て、息子と目線を合わせてニッコリ笑いました。

「めっちゃ可愛いねんけど！」
「何歳？」
「アンパンマンとか好き？」

6人はぐずる息子をあやし始め、なんとそのまま一緒に遊んでくれたのです。
結局そのまま1時間も遊んでくれて、最後は息子が彼らと離れるのを嫌がるほどでした。

お礼を言うと、照れながら笑顔の男の子達。
最初はヤンチャな子達だと思いましたが、「小さい子がおるん全然気付かんくて、すいません」なんて、向こうから謝ってくれたのです。

最初も本当に楽しく遊んでいただけで、悪気が無かったのも伝わりました。
根は素直な優しい子達なんだろうなとも思い、ホッコリした出来事でした。

どうしても小さい子がいると、気を遣って激しく遊びにくいもの。
公園の数も少なくなり、遊ぶ場所が限られているので、中には「あっちいけよ」という雰囲気を出す子もいるものです。
そんな中でも一緒に遊んでくれた彼らは、本当に優しい子達なんだろうと感じたのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Yuki.K