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知覚過敏はこんなに痛くない…|産後、救急外来に駆け込んだ話

  • 2024.7.11

このお話は、著者・まろ(@maromrt)さんが産後に、原因不明の歯の痛みに襲われた体験談が描かれています。まろさんは日々、ミルクを飲まない娘・メメちゃんの育児に悩まされています。そんな毎日から脱却するために、母乳外来へ通いました。その結果、少しずつ母乳の量が増え、ようやく授乳の悩みから解放。ところが今度は、激しい歯の痛みに襲われて…。『産後、救急外来に駆け込んだ話』第23話をごらんください。

夜、寝るときだけ激しい歯の痛みに襲われた まろさん。昨夜は保冷剤で冷やしたおかげで、何とか眠ることができました。以前、歯の痛みを感じ歯医者で診てもらいましたが、そのときは「知覚過敏」と診断されたのです。

ですが今回の痛みは、絶対に知覚過敏ではないと感じています。すぐに歯医者へ電話をしますが、残念ながら予約でいっぱいです。1週間、痛みをガマンすることとなりましたが、地獄のような日々になったなんて…。一体、まろさんの身に何が起きたのでしょう?

親が育児の責任に飲み込まれないために

まろさんが初めての育児に奮闘していた産後5か月のころ、突然、激しい歯の痛みに襲われます。ところが、歯医者に行っても虫歯等ではなく、ストレスで痛みが引き起こされているのではと判断されました。

このことをきっかけに、自分自身を見つめ直したまろさん。たしかに生後間もない娘の育児に悩んでいましたが、育児そのものが大きな負担だとは思えませんでした。大きな要因は、まろさん自身の考え方にあったのです。どうやら、育児に対して過度な責任を感じていたようです。

まろさんは当時の自分を振り返り、もしも未来の自分から声をかけられるなら「大丈夫」よりも「ありがとう」と言われた方がうれしいといいます。まろさんのように周囲のサポートを受けられる状況にあっても、自分を追い込みがちな方はいるかもしれません。そんな心を軽くするには、周囲の人がその頑張りを認めるとともに、頑張っている親本人も「今日もわたしはがんばった」と自分をほめることができるといいかもしれませんね。

産後の親の心境について、共感と学びを得られる作品です。

著者:ももこ

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