京都イタリアンで外せない名店！八坂の塔横に店を構える「イル ギオットーネ」

京都のランドマーク八坂の塔横にお店を構えるイタリア料理店「イル ギオットーネ 京都本店」、笹島シェフが腕をふるいます。京都とイタリアを掛け合わせ、創意工夫を凝らしたコース料理をいただきます。

京都イタリアンのパイオニア

京都きっての観光地、東山の「法観寺（八坂の塔）」のすぐ横にお店を構える京都イタリアンのパイオニアと呼んでも過言ではないイタリアンレストラン「イル ギオットーネ京都本店」。

巨匠 笹島シェフが率いる人気レストランで、大阪にもお店を展開されています。

ランチは6,000円～、ディナーは12,000円～（税・サービス別）、要予約制です。席数も多く、色んなシーンで使いたいレストランです。

今回はワインインポーターの「winytokyo」とのコラボ料理会の様子をご紹介します。
普段のコースとは少し違いますが、京都とイタリアを掛け合わせたイルギオットーネさんらしいお料理なので、参考にしてもらえればと思います。

この日のワインは、かわいい羊のエチケットが特徴的な「イ・ヴィニ・ディ・ジョヴァンニ」。こちらは、イタリア ウンブリア州のワイナリーのもので、もともとは羊飼いだったそうです。
白微発泡、ロゼ微発泡、白、オレンジ、薄赤、赤の５種類を用意されていました。

お料理のスタート。ファンも多い自家製のグリッシーニ。
小麦の風味も豊かで、不揃いな形でポリポリとした食感が病みつきになる美味しさ。

イタリア料理の定番、カプレーゼのような前菜で、ブラータチーズ、ガスパチョ、オクラ、パッションフルーツ、花穂紫蘇がのっています。

フレッシュでミルキーなブラータの旨味と野菜やフルーツの酸味、香り豊かな花穂紫蘇でワインがすすみます。

家庭料理をレストランの料理に昇華させたような前菜でした。

続いて、ケンケン鰹のタタキ、焼き茄子、薬味サラダ、わかめ、ボッタルガ（からすみ）、あさかぜきゅうりの氷。初夏の定番メニューの鰹のたたきは、美しいアレンジに。

鰹の濃厚な身の旨味と皮の香ばしさ、風味豊かな薬味がいい仕事をしています。またボッタルガの塩味が旨味を引き立てます。

気持ちのいい苦みと青青しいきゅうりの氷がいいアクセントに。

京都で古くから栽培されている「あさかぜきゅうり」は、栽培も難しく、生産量も少ない貴重なきゅうりとのこと。生産者の想いも詰まった一皿でした。

自家製パンは、木箱に入れられて温かさを保てるよう工夫もされています。
ふっくらと風味も豊かなパンで、そのままでも、残ったソースをつけても食べても美味しいです。

パスタ料理は、自家製の太打ちピチを使った生ハムのカチェエペペ。

ピチはもちもちとしっかり噛み応えのある食感で、チーズのコクに生ハムの塩っけが絶妙な美味しさ。
シンプルだけど奥が深い一皿です。

メインの肉料理は、仔羊ロースの炭火焼。じゃがいものニョッキに、バジリコのペースト、チーズの泡を合わせた一皿です。ワインのエチケット『仔羊』にあわせた粋なメニュー構成に。

加算メニューにはなりますが、黒毛和牛のイチボも用意されていました。

仔羊らしい柔らかい食感にミルキーな旨味、チーズの泡がよくあいます。
じゃがいもらしさも感じるニョッキに、バジリコの爽やかな風味がいいアクセントに。

オプションで追加した手打ちタリアテッレにはサマートリュフをかけて。スタッフさんが直前で削ってくれるパフォーマンス付き。
タリアテッレの強い存在感に負けない、トリュフの香り。鼻をぬけるトリュフの香りがたまりません。

最後のドルチェは、チーズスフレとフルーツ。
瑞々しいフルーツと 濃厚でふわっとした食感のスフレのコントラストがよく、ドルチェも抜かりなく美味しいです。

食後のコーヒーをいただき、大満足のディナーなりました。

京都イタリアンのパイオニア的な存在で、場所や食材など、まさに京都とイタリアが融合したようなレストランです。

イタリア料理好きの方はもちろん、デートや記念日のお食事におすすめしたいレストランです。ぜひ機会を見つけて伺ってください。

店舗情報

店名：イル ギオットーネ京都本店
住所：京都市東山区下河原通塔の前下ル八坂上町388-1
電話番号：075-532-2550
営業時間：12:00～14:00 / 18:00～20:00 ※最終案内
定休日：火曜日＋不定休
HP：https://ilghiottone.com/