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【2024京都祇園祭前祭】梅雨真っ只中で『山鉾建て』今日から始まる!伝統技法光る☆

  • 2024.7.10

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は2024祇園祭前祭の山鉾建て風景をめぐりました。7月10日山鉾建て初日の様子。

2024年京都祇園祭前祭の山鉾建て初日!

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京都夏の風物詩であり、日本三大祭の一つに数えられる祇園祭。そして2024年祇園祭前祭(さきまつり)では本日7月10日から山鉾建てが始まっています。今回はそんな山鉾建ての様子をぶらり散策してご紹介。

まずは四条通。毎年、祇園祭前祭の山鉾巡行ではくじとらずで先頭を行く『長刀鉾』。この時はお昼時で、まだ土台だけが組まれている、そんな様子。

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まだまだ序盤といった様子で、これから徐々に組まれていく様子でした。釘などは一切使わず、木組みと縄のみで固定する伝統技法が山鉾建ての魅力。

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長刀鉾から四条烏丸をさらに西へ行った場所にある『函谷鉾』。
中国の戦国時代(紀元前403~221年)、斉の孟嘗君(もうしょうくん)が鶏の声により函谷関(かんこくかん)を脱出できたという故事に由来する鉾。

お昼休み中ということか、ビニールシートがかけられ中断中の様子。この時はまだ晴れていましたが、今週はずっと雨予報ということで、鉾建て作業も天気の様子を見ながら進めていく、という神経質な進行になるんでしょうね。

ちなみに、四条室町上がった場所にある『菊水鉾』は、まだ土台すら組まれていませんでした。

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さらに、函谷鉾の南向かいにある『月鉾』。鉾頭に新月型(みかづき)をつけ、真木のなかほどの天王座には月読尊を祀ることに由来する鉾。

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間近で見る、鉾を構成する柱や綱のデカさに圧倒されます。

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四条室町下がった『鶏鉾(にわとりほこ)』。中国の史話に基づき、唐堯(とうぎょう)の時代に天下がよく治まり、訴訟用の太鼓(諌鼓)も用いられなくなり、苔が生えた太鼓に鶏が宿った、という故事から由来する鉾。

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作業としては、まだ土台部分を組まれている最中でしたが、真木がすでに登場していました。まだ全く装着されていませんでしたが、鉾頭は三角形と中の円形状になっており、太鼓と鶏卵をシンボルにしたものと言われ、さらに真木の中ほどの天王座には航海の神・住吉明神が祀られます。

まだ山鉾建て初日で、中にはこの日まったく着手されてない山鉾もあり、これから徐々に出そろう、そんな様子。また随時レポートする予定です!

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