むしろ、使っていないネイルが活躍する！セルフでできるフットネイルのお手入れ＆基本アート３選

私の姉はネイリストです。教えて、お姉ちゃん！

サンダルの季節は始まっていますが、みなさん、フットネイルの準備は整っていますか？ サンダルをはいたとき、足先が整っているかいないかって意外と重要。フットネイルは手のネイルと違って伸びるスピードが遅く、1～2カ月はもつので、まだの方は今すぐに一度整えておくことをオススメします。とはいってもサロンにいってる時間がとれない、でももうサンダルじゃないと生きられない！ という方に向けて、ネイリストの姉を招集して自宅でできるケア方法を聞いてきました。

【Q&A】自宅フットネイルのコツを教えて！

ポリッシュを塗る前にまずは爪のお手入れからスタート。足の爪、人に見せられません……なんて方はいませんか？ まず最初に、土台となる爪の整え方について聞いてみました。
 
自分でお手入れをすると、素人感が拭えないのはなぜ？
「フットネイルで一番重要なのは、爪の形です！ 形を整えておくと一気に、プロっぽく手の行き届いたキレイな爪に見えると思います。ポイントはスクエア型に整えること。手のネイルと同じように丸く整えようとしてしまう人も多いですが、足はスクエア推奨です。ムリに丸くしようとすると、短く切りすぎたり、深爪になりやすかったりするので注意して。まっすぐ切って、サイドの皮膚があたるところだけやすりをかけるイメージで」
 
爪の表面のボコボコが気になります。
「それは爪まで栄養が行き届いていないことが主な原因です。まずは食生活を整えてしっかりからだの内側から整えることを意識してください！ そして、やすりなどで表面を削ってしまうのは爪が弱ってしまうのでオススメしません。カラーポリッシュを塗る前に、ベースコートで整えるようにして。あと、足の爪まわりは硬く乾燥しがちなので、ネイルオイルで保湿するなど、普段からちょっと気にかけてあげるといいかも」

セルフアートのオススメは？

フットネイルは手のネイルより挑戦しやすく、眠っていたポリッシュを使うチャンスです。むしろ夏の足元はパキッとした華やかな色のほうが映えるので、手に使いづらいカラーも、気軽にトライして楽しんでみては？ 今回は複数のポリッシュを組み合わせて使うときにオススメのお手軽アートを教えてもらいました。重ね方によって奥行きが生み出せるので、自宅ネイルのバリエーションがぐっと広がりますよ。

1. ラインアートは適当でよい。

「ベースにはホワイトのパール質感が夏らしいmanucuristの1本をチョイス。せっかくなので馴染みのよいゴールドのラインでシックに遊びを。ラインを入れるコツは、本当になにも考えずに適当に引くことです。それがおしゃれに見えます」

左からmanucurist ナチュラル ネイルカラー ムーン、ARTIDA OUD ヴィーガンネイルポリッシュ 07 glimmer

2. マーブルネイルは重ね順が大切です。

「マーブルネイルは筆を置くように色を重ねて。下地になるカラーを塗ったら一度乾かし、濃いカラーを薄いカラーで覆っていくように重ねると奥行きがでます。クリアやグリッターなど質感の異なるネイルがあるとさらにGOOD」

左からhince L003 DAY OUT、エレガンス ラズルエナメルラッカー26、ARTIDA OUD ヴィーガンネイルポリッシュ 09 philia、ネイルズインク エイチディー グリッター オールウェイズ エレクトリック

3. 単色よりも重ねてニュアンス

シアーなネイル同士を重ねる方法も透け感が可愛いので夏にオススメ。透明感のある2色なら、ラメの上からカラーを重ねるのがコツです。角度によって光が変わるようなさりげないニュアンスが出ます。

リーカ ネイルポリッシュneige d'ete、ネイルズインク アンドレスド ベター ネイキッド、ネイルズインク エイチディー グリッタ― ハイ ボルテージ バイブス

使わないかもと思ったネイルもまだ捨てないで！ 来たる夏のフットネイルに活躍してくれる助っ人カラーがいるはずです。みなさんも早速ご自宅のネイルをチェックしてみてくださいね。