「寒かろうが雨だろうが黙って浸かれ」昭和の過酷な？プールの授業を懐かしく思い出すXユーザーたち

平成の学校では「寒くてプールの授業中止」の回があったが、令和の学校では「暑さでプールが中止」になる。昨今の夏の酷暑を示す事例として、X（Twitter）ユーザーたちの間で感慨深く語られる話である。

そんな中「じゃあ昭和はどうだったかというと…」という投稿をきっかけに、昭和のクレイジーなプール授業事情が続々と寄せられる流れが発生した。

発端となった投稿は「昭和は『うるせぇ寒かろうが雨だろうが今日はプールの日なんだよ黙って浸かれ』であった」と振り返るもの。平成生まれの筆者はまさに「寒くてプール中止」が記憶にある世代なので、んなバカな、と思ったが…。

・そう言えば「中止」という選択肢がそもそもなかった
・冷たい雨の中、唇を紫にしてガタガタ震えながらプール浸かってた
・雨降って雷も鳴って光ってるのに水泳やめなかったうちの小学校、本当に死人が出なくてよかったな
・光化学スモッグで中止はあった
出典:Togetterオリジナル

などなど、にわかに信じがたい昭和の過酷なプール授業の思い出が続々と寄せられている。

一方で、「一応昭和も条件によっては中止の場合もあった」という報告も複数出ていた。実際に、弊社スタッフの「元昭和っ子」たちに当時の話を聞いてみると

・雨が降ってても入れられてた記憶はある。「水温高ければ平気だろ」という判断だったような？
・うちの小学校は「水温と気温の合計が〇〇℃以下だったらプールなし」みたいな仕組みだった気がします。天候は関係なかったです
・プールに旗を掲げるポールが立っていて、白い旗だったら「プールの授業アリ」赤い旗の場合はナシだった
出典:Togetterオリジナル

といった証言を得られた。なるほど、昭和も学校によっては中止の判断があった、という話は事実のようだ。

なかなか過酷な昭和のプールの授業事情だが「あの頃まじでめちゃくちゃだったけど楽しかったな〜」となんだかんだ良い思い出だった、という反応も複数出ている。今も昔も、事情は変われどプールの授業が特別な思い出になることに変わりはないようだ。

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文：トゥギャッターオリジナル記事編集部 編集：Togetterオリジナル編集部