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自然や周囲の環境と共存する暮らしを考える。1日1組限定の滞在型アートワークプロジェクト『不時泊』が始動

  • 2024.7.10
「HASO(波礎)」©Sato Shinichi
「HASO(波礎)」©Sato Shinichi

団塚栄喜(だんづかえいき)は、MIYASHITA PARK(東京都渋谷区)、SHIMOSE ART MUSEUM(広島県大竹市)、箱根・強羅 佳ら久(神奈川県箱根町)など、数々のランドスケープデザインやコンセプトデザイン、トータルデザインを手がけてきた風景司だ。



今回の新たな滞在型アートプロジェクト『不時泊』では、その団塚が多様な「風景」と向き合うことができる1日1組限定の実験的宿泊施設をデザインしたもの。日本の原風景に強く惹かれ、さまざまな風景を司ってきた団塚がその土地に触れ、自然と共存、共鳴しながら約8年かけ完成させた。大分県竹田市「PERMA(パーマ)」、竹田市久住高原「IROA(色空)」、竹田市神原「LUTEN(流転)」、大分県佐伯市大入島「HASO(波礎)」、そして神奈川県横須賀市「IKUSA(居草)」と、それぞれ異なる5つのコンセプトの宿泊施設が、6月末より順次オープンする。

その場所にしかない時間軸、自然空間と団塚のデザイン、アートワークに触れる旅は、ここに足を運ぶ人のクリエイティビティを心地よく刺激する。コンセプチュアルなアプローチでありながら、かつてそこに暮らした人々の原風景に触れることのできる唯一無二の空間では、環境問題や震災など多くの問題が浮き彫りになっている今、人は地球とどのように共存していくべきなのか、自分なりの答えを探すきっかけとなるはず。

「IKUSA(居草)」©Sato Shinichi
「IKUSA(居草)」©Sato Shinichi
「IROA(色空)」©Sato Shinichi
「IROA(色空)」©Sato Shinichi

https://fujihaku.earth/

Text: Aya Hasegawa

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