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口もと美人になりたい40代のための「歯磨き4種の神器」 今すぐ実践したいお口のための美習慣も紹介

  • 2024.7.10

女性ホルモンが低下することにより唾液の分泌が減り口内環境が悪化すると言われるGLOW世代。人は口もとに自信がもてると自然と笑顔になれるもの。口もと美容を提唱する石井さとこ先生に、今すぐ実践したい口もとの美習慣を教わります。

【教えてくれるのは】

石井さとこ先生

歯科医師・口もと美容スペシャリスト。女性歯科医師ならではの歯と体を美しく保つための生活習慣法からエクササイズまで定評がある。著書に『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』(集英社)ほか。

歯磨き・保湿・筋トレで自信を持てる口もとに!

40代の口もとには、さまざまな試練が起きるというさとこ先生。「40代以降は年齢とともにエナメル質の下の象牙質が黄ばみ、また、噛まない食生活を続けていても黄ばみは加速します。さらに、口呼吸を続けている人は舌が白っぽくなり口臭の原因に! さらに40代を過ぎると女性ホルモンが急激に減少する影響で、唾液量が減ってドライマウスになり、口内に最近が繁殖しやすくなり、歯周病やむし歯のリスクが高まる傾向に」
40代が美しい口もとを保つためには3つの習慣が肝心だといいます。
「ひとつめは、歯周病にならないために、徹底したクレンジング。その日の汚れはその日のうちに一掃することが重要です。そして、ふたつめは、唾液をしっかり出すこと。私は“唾液=若返り美容液”と言っていますが、虫歯予防や自浄作用のほか、免疫力向上やストレス耐性の強化、細胞の老化抑制などのパワーが凝縮しているんです。 そして、最後に顔まわりの筋肉を鍛えること。今はスマホの普及によって会話不足など口を動かす機会が減っています。顔まわりの筋肉低下は噛む力を低下させ、口角も下がり、二重あごの恐れも! 日頃から口もとエクササイズを習慣化することが大事なのです」
意識して歯磨きをおこなっても、なかなか口内環境は思いどおりに整えられないもの。口もとの美習慣も意識して、より良い口もと美容にチャレンジしてみてください。

口もと美人になりたい40代のための「歯磨き4種の神器」

歯ブラシ1本だけで歯を磨く人の磨き残しは4割といわれていますが、歯ブラシ前後にフロス、歯間ブラシを使えば8割以上の汚れは取れる。私はアイテムを“併用”することをおすすめしています。私の愛用品はこの4点!(石井さとこ先生)

自分にフィットする歯ブラシ、目的に応じたMY歯磨き粉

右:普通~小さい歯の女性には3列がベスト。バトラーは歯科専売の歯ブラシですが、歯肉溝に入りやすく歯石をしっかり除去してくれる。20年間愛用しています。「BUTLER 歯ブラシ #200」330円(歯科医院専売品)サンスター)
左:本気で歯を白くしたい人のためにポリリン酸を配合した歯磨きジェルを監修。研磨剤、発泡剤、防腐剤、サッカリンなど不使用なのもこだわり。「NATURAL DROPS 薬用歯磨きジェル 30mL」3300円(コスメキッチン)

ワックス付きのデンタルフロス、自分サイズの歯間ブラシ

上:ワックス付きだと歯にあたってもきしまず、スムーズに歯垢を除去できます。またロールタイプは自由に角度が変えられるので便利。「クリニカ アドバンテージ スポンジフロス 40m」420円(編集部調べ・ライオン)
左下:本気で歯を白くしたい人のためにポリリン酸を配合した歯磨きジェルを監修。研磨剤、発泡剤、防腐剤、サッカリンなど不使用なのもこだわり。「NATURAL DROPS 薬用歯磨きジェル 30mL」3300円(コスメキッチン)


撮影=八木淳〈SIGNO〉 スタイリング=安竹一未〈kili office〉 取材・文=橋本優香 ※GLOW2024年7月号より

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