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娘と同じ道を歩み、怖さも経験したからこそ抱く母の親心|娘の彼氏を認めない

  • 2024.7.10

このお話は、高校1年生のサオリが予期せず妊娠し、親の思いや性行為の責任の重さを考えながら結論を出すお話です。彼氏ができてからの娘の変化に、悩みが尽きないサオリの母。中学校までとは違い、高校では先生やママ友に相談したり情報を集めたりできず、対応の難しさも悩みの種のようです。親に隠し事をする娘の気持ちがわかる一方で、サオリへの厳しさの裏には、わが子を思う親心がありました。もっち(@mocchi_kakei)さんによる『娘の彼氏を認めない』第14話をごらんください。※この連載には妊娠中絶にまつわる表現が含まれます

自分自身も通ってきた道であり、娘の気持ちも理解できるサオリの母。しかし、怖い思いも経験し、わが子への心配が勝るからこそ、サオリへも厳しくなってしまうのかもしれません。

何度注意されるよりも、一度の失敗で間違いに気づけることも少なくありません。一方で、万が一の場合には親が責任を取る未成年では、どこまで口を出すべきか、線引きが難しいですよね。

望まない妊娠をしないために、正しい性の知識が大切

高校1年生の夏休み明け、同学年のユウキと付き合い始めたサオリ。ユウキを良く思わない母へのいら立ちから、母との衝突が増えていたサオリですが、生理が2か月遅れていることに気がつきます。妊娠検査薬を使ってみると、結果は陽性でした。

産むか産まないかを両家で話し合いますが、無責任な発言を繰り返すユウキ親子。妊娠騒動から時がたつにつれて、サオリは自分がしたことの過ちや責任の重さ、愛情ゆえの親の厳しさに気づくことができました。

未成年での妊娠は、手放しに喜べない場合があります。心身への負担も大きく、人生への影響もとても大きいものです。赤ちゃんが欲しい状況でない性行為は、避妊しなければなりません。10代のカップルも、パートナーときちんと話し合っておく必要がありますね。

また、望まない妊娠をしない・させないために、家庭での性教育も大切です。正しい性の知識を身につけられるよう、妊娠のしくみや性行為の責任について会話ができる親子関係でありたいものですね。

著者:NAKAMA

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