EURO敗退のフランス主将エムバペ、フェイスマスクを外した理由を説明 「この大会は失敗」

Text by 井上大輔(編集部)

フランス代表のEURO2024敗退が決まった。スペインとの準決勝に1-2で逆転負けし、大会を去ることになったのだ。

初戦で鼻骨を骨折して以降はフェイスマスクを着用していたキリアン・エムバペだったが、この日はマスクをせずにプレー。

今大会はPKの1ゴールに終わったキャプテンは試合後にこう述べていた。

「相手のほうがいいプレーをした。大きな差？それは試合を見直さなければいけない。立て続けに2失点したし、後半にはチャンスがあったけれど決められなかった。

マスクなしでのプレー？ドクターにそれでもいいかと聞いたら、好きにしていいと言われた。

この大会は失敗だ。EURO王者になりたかった。長い1年だったし、休むために休暇に入る。

よくなかったので帰る、シンプルなことさ。休む必要がある。それから新しい人生に向けて出発する」

彼はフェイスマスクでのプレーに違和感と恐怖感を感じていたが、ドクターの了承を得て外すことにしたようだ。

そのエムバペは来季からスペインのレアル・マドリーでプレーする。