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猛暑日もゴルフがしたい! 夏の“暑すぎない”ゴルフ場選びを、熟練キャディが教えます

  • 2024.7.10

こんにちは。ハウスキャディ歴●年のB子です。7月に入り、猛暑日と言われる日が増えてきました。いよいよ、夏本番です。ところが、気温が40度近くになってしまうような危険な日もあって、「不要不急の外出は控えましょう」と言われる昨今。私が勤めるゴルフ場も夏季料金になり、少々お得にラウンドができる時期ではありますが、連日の猛暑日にお客様の足も少しずつ遠のいている印象です。

熱中症に似た症状が出て、ラウンドの途中でプレーをやめるお客様もちらほら。ゴルフをするには危険な気温ということで、「明日は雨予報だからキャンセル」ではなく「明日は猛暑日だからキャンセル」という言葉も珍しくなくなってきました。ということで、命に関わるような暑さとはわかっているけれど、「それでもやっぱりゴルフがしたい!」という方のために、暑い夏におすすめのゴルフ場についてお話していきたいと思います。

撮影/キャディのB子

◆夏におすすめの「暑すぎない」ゴルフ場とは?

・避暑地にあるゴルフ場

夏と言えば、避暑地ゴルフ。北海道や高地にあるゴルフ場は、やはり他の地域に比べればとても涼しく、夏に最適です。高地ならではの飛距離や、ベント芝のフェアウェイ、普段と違った植栽などを楽しむこともでき、夏には必ず避暑地で…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。宿泊付きのプランなどを用意しているゴルフ場も多く、長期休暇などにゴルフ三昧なんていうのも素敵ですね。

・木陰や池が多いゴルフ場

避暑地までは遠くてなかなか行けない場合には、近隣のゴルフ場の中でも木々が多いゴルフ場を選ぶことをおすすめします。木陰を作ってくれるような木々があるか無いかによって、体への負担は大きく違ってきます。特に、前の組を待つような状況では、木陰があるのと無いのとでは雲泥の差が。日傘も有効ではありますが、木陰とでは感じる暑さが全く違います。打つ順番を待つ短い間でも、近くに木陰があればこまめに入ることをおすすめします。
池やクリーク(Creek=小川)の周辺も多少涼しく感じられるので、普段は難しいと敬遠しがちな水場の多いゴルフ場も、夏にはおすすめです。

・乗用カートに送風機が取り付けられているゴルフ場

乗用カートは、乗っている間だけとはいえ風を感じることのできる夏の救世主。そんな乗用カートに、送風機を付けているゴルフ場が増えています。「カートに乗る暇が無いから意味が無い!」なんておっしゃるお客様もいらっしゃいますが、それでもあるのと無いのとでは、ある方がやはり安心です。

カートに乗っている間に効率よく体の熱を逃がすため、カートを前進させる前に冷却スプレーを吹きかけたり、首回りに霧吹きなどで水をかけたりするとより効果的でおすすめです。水分補給やアイシングなども合わせて行えると、なお良いですね。

・サマータイムを導入しているゴルフ場

近年、サマータイムを導入するゴルフ場が増えています。ゴルフ場のサマータイムとは、通常のトップスタートの時間を早めることを言います。普段は8時ぐらいに設定されていることが多いトップのスタート時間を7時前後にすることで、最も気温の上がるお昼過ぎにはほとんどの組がラウンドを終えるようにしています。
5時台にスタートして、お昼休憩をとらずに18ホールスルーでプレーする「早朝スループレー」ができるゴルフ場もあります。午前中にはラウンドが終えることができるので、暑くなる前に帰りたいという人におすすめです。

◆夏のスタート時間は、やっぱり早朝がおすすめ!

スタート時間が早ければ、終わる時間も早くなります。しかも、遅いスタート時間になればなるほど、コース内で渋滞する可能性も高くなり、プレー時間も長くなりがちです。遅い時間じゃ無いと無理!といったような制限が特に無いようであれば、夏場は早い時間のスタートをおすすめします。

夏は、お値段を少々お得にしているゴルフ場も多いです。暑くてもたくさんのお客様に来ていただけるように努力しているゴルフ場も増えているので、ぜひ自分に合った夏ゴルフを見つけてほしいですね。

◆キャディのB子 プロフィール

キャディのB子/あるゴルフ場のアルバイトキャディ。学生時代に家族の影響でゴルフを始め、大学のゴルフサークルに所属。就職活動に失敗し、ハウスキャディのアルバイトをして就職先を探すはずが、キャディが天職と気づく。シャンクが一番の敵。

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