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渋谷に誕生した長期滞在型ホテルで、“暮らすように泊まる”快適ステイ!

  • 2024.7.10

2024年2月26日に開業した「ハイアット ハウス 東京 渋谷」。金沢に続き国内では2軒目となるブランドだ。

立地は渋谷の再開発プロジェクトにおける主要施設のひとつ、「渋谷サクラステージ」内。

長期滞在に向く造りで渋谷駅から徒歩3分とあって、9割が外国人客とか。では、日本人が泊まったらどんな時間を過ごすことができるのか?

今回は、“新鮮な日常”ともいえるホテルステイをレポート!

洞窟感がお洒落な“絵になるクルマ寄せ”。駅近だけどクルマでも来たい!
2階のクルマ寄せの周辺はマンションが多く静か。徒歩1分の場所に『DRESS GRAPE』というお洒落なビストロがある


家のように過ごせるホテルと思って気楽に到着すると、2階クルマ寄せは湾曲したライトが印象的なデザイン。やはり家とは全然違う!

“暮らすように泊まる”長期滞在型ホテル
渋谷駅から徒歩で来た場合に通る3階入口。壁には多様性の街である渋谷にちなみ、二面性がテーマの写真が並ぶ


3階エントランスにはお洒落なベンチと木のアプローチがあり、「新しいホテルに来たな」という高揚感が湧いてくる。

チェックインカウンターの延長には『H バー』(6:00~22:00)があり、コーヒーやカクテルなどをいただける


16階のチェックインカウンターに行くと、スタッフから「グッドアフタヌーン!」と明るいひと声。

9割が外国人客のため、英語での挨拶が基本なのだ。ここは外国人気分で、英語で返すのがおすすめである。

カウンターの隣には東京観光に回る旅人たちのスーツケースが並び、外国語が飛び交い海外の空港のようなムード。渋谷駅から徒歩3分にして、このギャップが面白い。

思わず「ただいま」と言いたくなる、家のように快適に過ごせる客室
最も手頃な「スタンダード キング」(32㎡)1泊¥58,080~。長期滞在者のための特別料金も用意。1ヶ月¥660,000~


長期滞在型ホテルのため、客室は“帰ってくる”ことを想定したシンプルで安らげるデザインだ。

洗濯機は乾燥機能付きでチェックアウトの1時間前に服を洗い始めても乾いた。洗剤は毎日足してもらうことも可能


乾燥機付き洗濯機やキッチンを全室に完備し、お皿や調理道具も用意する。

IHコンロ2口と冷蔵庫、オーブンレンジがそろうキッチン。食器は洗わないままでもよいが洗う人も多いとか


そのため、デパ地下グルメで晩酌をしたり、スパイスからカレーを作ったりするゲストもいるとか。

3種の酵母が共演する、ご当地クラフトビールも!
24時間営業の「Hマーケット」では、ビール酵母、日本酒酵母、ワイン酵母が共演するビール「渋生」も販売。¥550


16階にはフランスの冷凍食品や渋谷のクラフトビール、シャンパンなどを売るショップもあるので、ホテルから一歩も出ずに夕食を済ます人もいるとか。

筆者はUber Eatsで渋谷エリアでないと頼めないタイ料理を注文。まるで家にいるようだが、仕事環境は非日常だ。

仕事が捗る共用デスクがあるのも嬉しい!
共用スペースは電源も備えるので、長時間仕事したい時にも最適。反対側にはボックス席もあり、打ち合わせに使える


16階に共用スペースがあり、PCを広げる訪日客と大きなデスクをシェアする。気分転換にすぐ隣にある庭に出るもよし、同じフロアのプールのデッキチェアで寛ぐもよし。

デスクはチェックアウト後も利用できるので、追い込んで仕事をしたい時に最適だ。かくいうこの原稿も、帰り際に執筆。

テイクアウト用のコーヒーカップが、ハッピーな朝を演出
朝食のコーヒーポットの隣に置いてあるテイクアウト用のカップ。さまざまな笑顔が並び、朝を明るく始められる


朝食後にレストランがくれたテイクアウト用のコーヒーカップはスマイルのイラストで、旅行者たちはご機嫌になっている。

ポジティブな空気は仕事を捗らせると、渋谷住民気分になって体感したのだった。

■施設概要
施設名:ハイアット ハウス 東京 渋谷
住所:渋谷区桜丘町3-3
TEL:03-5428-3898
料金:1泊¥58,080~
部屋数:計125室

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