バレーボールでトスを上げるのが苦手!どうも、リビングふくおか・北九州Web地域特派員のミハスです!
みなさんは『ピックルボール』というスポーツをご存知ですか? ピックルボールは近年、日本でも注目を集めているアメリカ発のラケットスポーツです。 福岡県内でもメディアに取り上げられたり、近県では全米チャンピオンとプレーができるイベントが開催されたこともあり、呼び名だけでも目にしたことがある人もいるかもしれません。
今回は、「SNSを通じて、友達がやっているのを見かけただけ」だったミハスが、 「ピックルボールってそもそもどんなスポーツなの?」 「やってみたいけど初心者でもできるのかなぁ」 「どこでやってるの?」 そんな疑問を解消しつつ、夏に向けてシェイプアップしたい人、日頃運動不足の人にもピッタリの、ピックルボールの魅力をご紹介したいと思います。
お邪魔したのは今年2月に発足したばかりの糸島ピックルボールクラブさん。 糸島運動公園のサブアリーナに、「カコーン!カコーン!」と爽快感溢れる打球音が響き渡っていました。 この日参加していた約10人のメンバーのほとんどがピックルボール初心者で、主催者であるZさんもピックルボールを始めて4ヶ月なんだそう。
アメリカの起業家や俳優などの有名人もハマっていることで一躍脚光を浴びたピックルボール。 パドルと呼ばれるラケットで、穴が空いた一風変わったボールを打ち合うスポーツです。 ボールを触ってみると、プラスチック製で弾力はありません。 穴が空いていることによって風の抵抗を受けやすく、球速が弱まるため、老若男女問わず誰でもラリーが楽しめるそうです。 ピックルボールはテニスとバドミントンと卓球の要素を組み合わせたものと言われているだけあって、ラケットスポーツ経験者は慣れるのが早いとのこと。
そんな事前情報をインプットした、ラケットスポーツ歴10年を超えるミハス、意気揚々と参戦! 記念すべき第一球目!豪快に空振りました!! 思ったよりもボールが跳ねなかったことと、ボールとラケットの距離感が掴めなかったことが原因です。
ラリー(打ち合い)でウォーミングアップした後、ゲーム(試合)に入ります。 ルールを覚えられるか不安でしたが、大事なことはたった2つだけ。 ツーバウンドルールとキッチンです。
サーブはアンダーサーブで、上の図のように対角線上のサービスゾーンに打ちます。 サーバーはレシーブが返ってきたら、必ずワンバウンドしてから返球しなければなりません(ツーバウンドルール)。
また、ダイレクトで返球してはいけないノンボレーゾーン(キッチン)があるのは、ピックルボールならではのルール。 上の図の赤で塗り潰してあるところでボレーをしてはいけません。
このツーバウンドルールとキッチンさえ覚えておけば、あとは何とかなります。
カウントはラリーポイント制ではなく、サーバー側が点を取った時のみポイントが入ります。 拮抗した試合になると、カウントは動かずサーブ権だけが移っていくこともあります。
最初は空振り連発のミハスでしたが、徐々に慣れて形になってきました。 どうです?躍動感溢れるこのプレー。
ゲームが終わると、お互いの健闘を称え、パドルを合わせます。 ナイスゲーム!
ピックルボール初体験の、ミャンマー出身・ジンさんに感想を伺ったところ、「最初は難しかったけど、ちょっとずつ打てるようになってきた。ルールはまだ慣れないけど楽しかった!」と流暢な日本語でお答えいただきました。 私もめちゃくちゃ楽しかったです!
コートもバドミントンコートと同じ広さのため、ちょうどいい強度の運動で、初心者でも比較的すぐに打てるようになるのがピックルボールの魅力の1つですね。 これから暑い時期に突入するので、外で体を動かすのが危険になる中、体育館は日差しが防げるのもGood!
糸島ピックルボールクラブさんでは「楽しく!」をモットーに、ラケットスポーツ経験者のメンバーを募集しているとのことです。 福岡県内でもピックルボールクラブが徐々に立ち上がってきているようなので、興味を持たれた方は是非、糸島ピックルボールクラブさんやお近くのサークルをチェックしてみてくださいね!
名称:糸島ピックルボールクラブ
活動日:毎週水曜日10:00~12:00
活動場所:糸島市運動公園サブアリーナ
所在地:福岡県糸島市蔵持686-1
連絡先:「糸島ピックルボールクラブ」で検索し、問い合わせフォームからご連絡ください
※活動日や活動場所は変更になることがあります。