エマ・ロバーツとジュリア・ロバーツの共演が実現していない理由

エマ・ロバーツは、叔母であるジュリア・ロバーツと共演する作品を探しているようだ。「叔母と共演する完璧なプロジェクトをみつけたい。きっと何か見つかるとは思っています」と『ヴァラエティ』誌のインタビューで明かした。しかし難しいようで、こう続けている。「ですが今のところ、これはと思える作品がありません。彼女は最高だし、何か一緒にしたいと思っています。お互いに本を送り合い、話していますが、まだ見つかっていません」

ジュリアの兄で、『ダークナイト』（2008）や『エクスペンダブルズ』（2010）などに出演するエリック・ロバーツを父に持つエマだが、叔母出演のお気に入り映画も明かしている。「ロケ先で一人の時に彼女の作品を観ます。パソコンに彼女の映画がダウンロードしてあって、落ち着きたいときに観ています。『ベスト・フレンズ・ウェディング』（1997）と『アメリカン・スウィートハート』（2001）は、心を落ち着かせたいときに観るとっておきの作品です」

厳格に言うと共演ではないが、実はエマはジュリアと同じ作品に2度ほど登場している。IMDbによると、エマはクレジットされていないものの、『アメリカン・スウィートハート』に「紫のTシャツを着た少女」というエキストラで出演。また、ゲイリー・マーシャル監督のオムニバス映画『バレンタインデー』（2010）では、別のストーリーラインに登場する高校生のグレースを演じている。

Text: Tae Terai