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トランポリン・澤田守杏 このすばらしい競技を日本中に広めたい

  • 2024.7.9

7月8日(月)荘口彰久がパーソナリティを務める「ケーダッシュセカンドプレゼンツ 輝く未来のアスリート アスヤン!~若いアスリートを全力応援~」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。

ゲストは澤田守杏(18)
2006年、兵庫県生まれ。 小さい頃、足の力が強かったため、両親が足を使うスポーツを探していたところトランポリンを見つけ、始めたという。
主な成績として、第29回世界年齢別トランポリン競技大会シンクロナイズド1位、第60回全日本トランポリン競技選手権大会個人3位等を残している。
現在石川県在住、金沢星稜大学人間科学部スポーツ学科1年生。

今回も、トランポリンの専門家・外村哲也が出演。外村は2007年の世界選手権男子シンクロナイズドで日本史上初の優勝、北京五輪男子個人で日本史上最高成績の4位入賞という実績を持ち、現在は指導者の育成、コーチとしても活動中だ。

今回、トランポリン選手の意外なあるある話、澤田の将来の目標などを伺った。

荘口:トランポリンをやっている方は、三半規管が並外れて強いのではないでしょうか?

外村:確かに強いですけど、これに関しては僕の友人は二極化していまして。トランポリン選手ってジェットコースター好きな人もいれば、逆に苦手、高所恐怖症の人もいるんですよ。

荘口:えっ、そんな人が8mも飛んじゃって大丈夫ですか?

外村:自分で飛ぶ分には良いらしいのですが。

澤田:私の周りのトランポリン選手にもいます。ジェットコースターに限らずですけど、高所恐怖症の人は実際にいますね。遊園地と言えば、ユニバーサルスタジオジャパンの、ひねるジェットコースターがあるんですけど、ひねっている方に顔を向けちゃって、ひねり終わりを顔で見に行っちゃいますね。

荘口:ひねりを自分で足しているってことですか?

澤田:(トランポリンで飛んでいる時の)回っている感覚になっちゃいます。

外村:僕もジェットコースターが好きな方で、ひねるジェットコースターに乗ったことあるんですけど、回っていてわかるんですよね、今何回転くらいひねっているな、とか。わかっちゃうと面白くなくて。逆に、ジェットコースターの席自体も一緒に回る、変則的なものに乗ったことがありまして。あれは普段トランポリンで回っているのと全然感覚が違うから、わからなくて怖いんです。

荘口:澤田守杏選手、これから数年かけての中長期的な目標は?

澤田:一番大きな目標は、ロサンゼルス五輪に出場してメダルを獲得することです。

荘口:ご自身の中では、4年かけてどう段階を踏んでいきたいですか?

澤田:(五輪開催年以外に)毎年世界選手権があって、その大会で上位に残って、ワールドカップでメダルを獲ることで五輪出場枠につながってくるので。まずは五輪までのそういった大きな大会で良い成績を収めることも目標です。

荘口:今足りないことは?

澤田:日本、世界のトップは自分がやっている演技の内容より、もっと難しい内容の演技で質の良いものをやっているので、技のバリエーションを増やして、演技自体の難しさを上げることが課題かなと思っています。

荘口:将来の、長期的な目標は?

澤田:セカンドキャリアの話になるんですけど、自分自身が競技をしている中で、自己管理に悩むことがあったので、自分以外にもそういったところに悩んでいる特に女性アスリートをサポートするような仕事をしたいなと考えています。

荘口:それでは澤田選手が思い描く、輝く未来とは?

澤田:トランポリンはまだマイナー競技なので、五輪でメダルを獲るなど世界で活躍して、トランポリンを日本中に広めたいなと思います。

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