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「40歳を過ぎたら服が似合わなくなった」美容家・藤井明子さんの体型キープ術とは?

  • 2024.7.9

30歳になったころから〈ノーファンデ〉を貫き、光を放っているかのごとくつややかな肌の持ち主、美容家の藤井明子さん(藤子さん)。この連載では、“奇跡の43歳”とも呼ばれる彼女に、内側から輝くような美しさをかなえる秘訣をうかがいます。

第四回は『ボディケア』編。藤子さんは、毎日、「自身の体から絶対に目を背けない」と言い、ボディラインの変化に敏感でいるそうです。
「40歳を過ぎたあたりから、やせているだけでは服が似合わなくなったんです。それで、私にとっての〈美しい体〉を模索するようになりました」。
そんな藤子さんが理想とするのは、「単に余分なお肉のついていない、いわゆる〈細い、薄い体〉ではなく、姿勢のいい、均整のとれた体」だそう。そのために、ふだん体のためにどんな心がけをしているのでしょう? 藤子流〈美しい体づくり〉についてうかがいます。


『ユミコアボディ』で体が劇的に変わりました

現在、藤子さんは月に7~8回、『ユミコアボディ』のYumico先生のレッスンを受けながら、自宅でも自身でボディメンテナンスをするようにしているそう。

「Yumico先生に『藤子ちゃん、強度の猫背で顔が前に出ている。もったいない』と指摘されたのをきっかけに通いはじめ、もう2年、継続しています。骨の位置を正して、インナーマッスルをつけるメニューなんです。初回のレッスンが終わった時点で、体の状態が劇的に変わった感覚を得られました。呼吸がしやすい、まっすぐ立てているという感じ。
筋トレより何より、まずはゆがみを直して、正しいカタチの土台をつくるところから始めましょう、筋肉をつけるのはその後ですよって言われて。続けたらいい方向に行くだろうと確信を持てました。そこから2年、今も月に7~8回は行くようにしながら継続しています。常に腰が痛い、呼吸が浅い、万年片頭痛があったころがうそみたい。今は体がとても楽、心地よくいられます」
https://yumicorebody.com/
整体技術・インナートレーニング・ピラティスなどを習い、 “身体をほぐして、膣を引き上げる”というほかにはないオリジナルのYumiCoreメソッド。

藤子流~美しい立ち姿勢がかなう体づくり

(1)常に各部位が正しい位置にあることを意識しながら立つ

「まずは、頭や首、肩、胸といった各部位が正しい位置にあって、まっすぐに立てることを大切に。どちらか一方の足や曲がったひざに負荷がかかっていたり、骨盤が寝てしまっていたりして、体のどこかに痛みが生じるようなことがないように心がけています。姿勢がいい時間が長ければ長いほど、ボディラインがきれいになるんですって。実際、私は股関節の横あたりにあるでっぱり(大転子)の張りがいつの間にかなくなり、ストレートなレッグラインになりましたよ」

(2)いつでもどこでもほぐす

「筋肉や筋膜がねじれて凝り固まると、それにともなって、姿勢が悪くなり、ゆがみにつながるそう。それで、ローラーなどを使った筋膜リリースを自宅でも実践。ちょっと痛いんですが、頑張ってゴロゴロ。たとえば、上半身の側面をほぐしていたら、ひっぱられて硬くなっていたバストが柔らかくなり、きれいにブラジャーに納まるように! 平らだったバストが自然にふんわりとなりました。『集まれー』と号令をかけたら、『わーい』ってお肉たちが素直に集まってくれる(笑)」

ユミコアで扱う筋膜リリースグッズを使い、自宅でもまめにゴロゴロ、コロコロ。 上からHoggsyRoller(ホグッシーローラー) 6300円、青いHoggsyPlus(ホグッシープラス)6980円、グレージュのHoggsy (ホグッシー) 筋膜リリースボール 各4980円
問い合わせ先/https://yumicorebody.com/goods/

(3)猫背はNG! 意識的に腹式呼吸を

「前に倒れぎみの巻き肩だったのを、胸を開くようにしながら肩がきちんと体の横にくるように意識。こうすると、肩を上下させて呼吸していたのが、息をおなかまで吸い込みやすくなります。きちんと横隔膜を上下させて腹式呼吸をすると、インナーマッスルが鍛えられるのだそう。そのうち、体重は変わらないのにくびれができ、おなかはぺったんこになりました」

(4)わが身から目をそらさない。一日に何度も鏡の中の自分と向き合う

「ふと鏡に映った自分に驚いても、それをなかったことにしてはいけないと考えるほうです。寝室にもリビングにも大きな鏡を置いて、服を決めるとき、ストレッチするとき……積極的に鏡の自分と対面します。ボディラインの変化を見ながら、運動量や食事のバランスを考えるんです。おなかにゆるみを見つけたら、おなかに効きそうな、肩が丸くなっていたら、上半身をほぐすユミコアのトレーニングをし、全身がボリュームアップした感じがあれば、食のメニューを見直すといったぐあいで、調子を整えるようにしています」



年を重ねても生き生きと美しく見える人は、顔を上げてまっすぐに立ち、笑顔を絶やさない人が多いです。それは決して太ったやせたで語るものではありません。

「私のまわりにも、細いだけじゃない、きれいな年上のかたがたくさんいます。彼女たちの存在がいい刺激になって、ボディラインづくりに目覚めたのは40歳を過ぎてから。ですから、もういい年齢だしとか、重力には勝てないなどとあきらめないでください。続ければ、少しずつ変化を感じられるはずです。Yumico先生もそうですが、今はSNSなどでいいメソッドを発信していらっしゃるトレーナーもたくさんいます。人それぞれ「理想形」は異なりますが、自分が思う「きれいな体」をめざして、今日すぐにでも、始めてみてほしいです」

藤井明子/ふじいあきこ 〈FATUITE〉ディレクター、美容家 航空会社勤務を経て、現在インフルエンサー・モデルとして活動する1981年生まれの43歳。 “奇跡の43歳”と呼ばれ、美容メディアや雑誌を中心に活動中。 2021年に自身のスキンケアブランド〈FATUITE〉を立ち上げ、ディレクターを務める。 自身のインスタグラム(@fujiko0207)では、日ごろのスキンケアやメイク情報を発信。 「藤子」の愛称で親しまれ、透明感のある肌とその飾らないキャラクターにファンも多い。

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